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寿家の事情、そのに


先日食べていたみかんから種がふたつ出てきたので、発根させようとこころみて無事発根。太郎と次郎という寿家が誕生し、毎日愛でている。というのがここまでのお話。

まぁまずは今日の寿家をご覧いただきたい。



…ふ、増えている。

太郎が次郎で
次郎が三郎と四郎になっていて、ついでに五郎(指に乗っているのが吾郎)までいた。

吾郎は流石に元気がなくて、いわゆる間引きというやつをしたわけである。が、

時を戻そう。

わたしはふたつの種を育てていたわけで、
きのうまでは太郎と次郎だったわけで、
芽はふたつ。のはずだったわけで、
本来間引きというやつをする必要がなかったのだった。

どうしたことか、みかんの種はひとつにつきふたつかみっつ発芽するようだ。

どうしよう、名前をどうしよう。

太郎次郎と三郎四郎でいいんだろうか。

林家ペーに パーがセットで呼ばれるのと同じ感覚で呼べばいいか。

三郎四郎に至っては、吾郎までいたのだから今はなき五郎の名前まで含めておいた方がよいだろうか、とかなんとか。

きのうまでジョンと呼んでいた人の本名が実はジョン・健・ヌッツォという名前にだったと判明した、みたいなときと同じね‼︎と考えるとしっくりくる。

ペーパーと、三四五郎?

いや、そのうち間引きというやつが行われて、きっと残るのはふた株だろうか。太郎と次郎でいいか。なんて、すごくどうでもいいけどすごく大切にしている植物のことを、ぶつぶつと考えるのであった。なお、まだ仕事はみつかっていない。

頭の中でヌッツォのごとく三郎が歌う。
いとしき友はいずこに… ((ごめんな吾郎は間引きしたよ…))


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