引きこもり洋ドラオタがコロナ陽性になった話2


こんにちは。お世話になってます。
前回はホテル療養に至るまでを書かせていただきました。
あんなに読みにくいものを読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。本人ですら読みにくいです。

コロナに関しては私自身、マスクもばっちり、手洗いも上手にできている自信はありましたし(元医療従事者なので)、必要最低限しか出歩かないよう意識していたつもりなので本当にびっくりしたのですが、そして驚かせるつもりはまったくないのですが、やっぱりなるときはなるものなんですね。

陽性が判明してからも嫌な顔をせず、あらゆる面で快く協力してくれた両親、療養生活中の心の支えになってくれた友人たち、noteを見てくださった方やあたたかいコメントをくださった皆さまには感謝しかありません。
本当にありがとうございます!

ということで、今回はホテル療養中の生活について書いていきたいと思います。
あくまで私がお世話になったホテルでの話になりますので、細かなところは他所と異なるかもしれませんので、ご了承くださいね。



ホテル療養中の生活について

▷6日目〜12日(6泊7日)
毎日のルーチンからご説明します。

6:30 起床
7:00 検温
7:30 朝食
12:00 昼食
16:00 検温
18:00 夕食
17:00〜19:00 看護師さんから電話

基本的にはこんな感じでした。
毎日7時、16時に自分で検温を行い、入所時に説明されたオンラインシステムに体温や咳、鼻水、喉の痛み、味覚や嗅覚の状態などを入力しておきます。
スマホ入力なのでこちらも楽ちんでしたし、看護師さんもきっとデータが見やすいんでしょうね!画期的〜!
そういうのが苦手な入所者は内線からの電話連絡でもOKだそうです。
私も初日にパスワードの0とOの間違いに気付かずまったくログインできなくて何度か諦めかけましたが、その後なんとか1週間やり切りました。
機械音痴のフレンズはちょっと覚悟しておきましょうね。

入力したデータを元に、毎日17:00〜19:00の間くらいに看護師さんが電話をかけてきてくださり、体調を聞いてくださいました。
どの看護師さんもすごく丁寧でお優しく、「いつもありがとうございます……。」と、拝むように報告していました。お一人お一人への連絡、大変でしょうに本当にありがとうございました。

朝食、昼食、夕食は毎回館内放送があり、各階毎に呼ばれた順にお弁当と飲み物をいただきに行きました。
極力人と被らないように少し遅れて行くか……と5〜10分ほどずらして行ってみたりと姑息な手を使ってみたんですがみんな考えることは同じなようです。
速やかに取りに行くくらいの方が人と会わない!
なにより何事もさっさと動いた方がスタッフさんに優しいので、気付いてからはぱぱっと取りに行くようにしました。お腹減りますしね……。
電子レンジなどはないので、基本的に毎食冷たいお弁当です。
なので念のためにと持参していたインスタントのスープに本当に癒されました……。ありがとうアマノフーズ……ありがとう永谷園……。
湯沸かし器はじゃんじゃん使ってました。
水道水も飲めたんですが、やっぱりちょっと煮沸したいし、コーヒーも飲みたいし……という感じでフル稼働って感じです。

それと、毎回本当に親切だなぁと感じたのは館内放送です。
「あと10分後にお弁当とお飲み物を廃棄します。今回お飲み物はお一人様2本です。お取り忘れがありましたらお急ぎください。」とか、わざわざ言ってくださるんですよ……毎回お弁当を取りに行く前にもあらかじめ「今回はお一人様お弁当1個、お飲み物は2本(1本のときもあります)です。」ってちゃんと言ってくださってるのに……聞いてない私が悪いのに……。(取り忘れてました)
スタッフの方や看護師さんたちとお顔を合わせることはほぼありませんでしたが(あってもガラス越し)、気持ち良く過ごせたのはそういうお心遣いがあったからだなぁと……本当に感謝です。

暇つぶしについて

上記のルーチンスケジュールを見ていただくとおわかりになるかと思うのですが、なんせフリータイムが多い。
ここで役立つのがそう、Fire TV Stick なわけですよ。
愛する人たち全員に伝えておきたい。
心の健康のために良い作品を観ようと。
正直本当にやることがないんです。
考えることなんてコロナのことくらいですよ、テレビつけてもLINEしててもTwitterしててもコロナの話題が出ない日なんてなくて。
本を読むのがお好きな方はもちろん本でも良いので、何もできないときこそ何か好きなことに意識を向けてください。
(私の場合は症状が軽く体も楽でしたが、ホテル療養の目的はあくまでも"療養"なので、十分な睡眠は確保してくださいね!)
ストレスが溜まると免疫力も弱るといわれていますので、私自身少しでも楽しく過ごせるように努めていました。
その甲斐あってか(もちろん単に運が良かったのかもしれませんが)、お陰様で最終日には味覚や嗅覚障害もかなり落ち着きまして、退所して数日経った現在ではほとんど気にならなくなってきました。
熱もなく過ごせています。


退所後の生活について

無事悪化することなくホテル療養を終えまして、自宅にてほっと一息ついた頃に保健所の方から連絡がありました。
私自身の隔離期間はホテル退所日を以って終了し、以降は非感染者の方と同様の生活をして良いとのことでした。
両親は私がホテルへ移った日(実家からいなくなった日)を接触当日の0日目としてカウントするので、その翌日から2週間は自宅で過ごすよう言われていました。
つまり、陽性者であった私は今後の行動については自由なのに、両親はあと1週間程度自宅隔離……なんだか不思議な話だなぁと思いつつ、私自身これまで以上に不要不急の外出をすべきではないなという意識が強まったので、のんびり遅めのお正月を過ごし、変わらず今もドラマ三昧でまったりしています。スパナチュは良いぞ!!!

ちなみに、特にホテルを出た日にも陰性になったことを確認するためのPCR再検査というものはありませんでしたし、今後もないようです。
隔離解除になってからも1ヶ月くらいの間は再燃する(症状が再び現れる)こともあるため体調に注意するようにと保健所の方から指導を受けました。



おわりに

コロナにかかった身として、どうかお近くでコロナ陽性の方が出ても、その方を責めないで欲しいということをお伝えしたく思います。
今回私は家族や友人を始め周りの方たちのお心遣いに本当に救われました。
両親に関しては(これも珍しい反応だとは思いますが)、「ふたりきりの年越しなんて新婚のとき以来やったわ!こんなこと言うのもなんやけど、過去最高にゆっくりさせてもらえた!!ありがとう〜!!」と言ってくれて、きっと本人たちの中でも(なんせ2週間も仕事へ行けないので)もっと思うことがあったろうに、本当にありがたかったです。スーパーハッピーポジティブな両親を大切にしたいと思います。

いつの世も働かなくて済むのなら働きたくないし、このご時世なら尚更、安全な部屋で寝ていてお金がもらえるなら寝ていたいと思いながらもお仕事に出られる人がほとんどだと思います。
私はたった2日間のうちのたった数時間、あるいは数分のうちに感染し、陽性となりました。マスクも着けていましたし、こまめな手洗いも行っていましたが、それでもです。
正直自分を責める気にもならなければ、どんなに気をつけていても、こればっかりはなるときにはなるんだなと半ば諦めのようなものを感じました。
必要以上に怖がったり怯えたりする必要はありませんが、明日は我が身かもしれません。周りの誰がそうなっても、どうか責めずに健康な生活に戻ることができるよう、支えて差し上げてください。
よろしくお願い致します。


文章を書くことに慣れておらず、大変読みにくかったことと思いますが、ここまで見ていただき本当にありがとうございました!

皆さまのご健康を心よりお祈り致しております。


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