日本地名 ヘボン式表記した時に可読性低すぎ問題
看板とかに地名をローマ字で書いてますけど、あれ読めなくないですか。
高速とかだったらなおさらですよ。
東京メトロとか阪急とか路線ごとにローマ字振って、駅ごとに数字振って、なんとかパッと判別つけるようにしてますけど
根本的に日本の地名をヘボン式で表記するの無理あると思うんですよ。僕は。
読めないです。声に出すのも、認識するのも。
脱線ですけど、こないだ厚切りジェイソンが「排煙用のボタンに「push」だけ書いてるから、あれ何もなくても押しちゃうだろ」って言ってました。
ある種あれも同根っちゃ同根かもしれないですね。
たまに言葉そのままヘボン式に表記しているだけの看板とかは論外ですね。
日本語学習者だけが日本に旅行に来ると思ってるんですかね。
例えば"Toukyou"と"Tokyo"どっちが可読性高いでしょうか。
根本的に「音節の切れ目がよく分からない」っていう状態になるんですよね。
日本語だと、漢字・カナ・かなの切れ目で音節の切れ目わかりますし、英語だと半角スペース・シラブルの塊が単語見た感じで、ざっくりわかるっていう表記じゃないですか。
「わかち書きしないヘボン式表記」には無理あるんじゃないですかね
地名のローマ字表記、そろそろ考え直してもいいんじゃないでしょうか。
最低限分かちがち、分けた次の文の頭は大文字とかが僕はいいかなあと思ってます。
文責のナイアガラすすぎはこれまでにこんな感じでやってます。
地名:「淀屋橋」➡Yodo-ya-bassie
人名:PAMのフロントマン「ねるま いさご」➡Esaago Nèlma(芸名なのでちょっと違いますが)
まだまだ試行錯誤の途中なので、発音が合ってるかどうかが怪しいですが。
こういったこれまでの試みを着想点として、
新たにいくつか表記法考えてみました。
検討点
・シラブルの塊を作ることを意識する
➡「1子音+1母音」でない場合が増える。次シラブルの発音に干渉しないように、
独立して「1かな」ごとに発音しやすいように対応語を作る
・塊が語中で判別しやすい
➡視覚的にわかりやすくする。慣れの点も多い一方で、切り分けを意識していく
・ヘボン式の「1かな」に「1表記」とは全く別で、それぞれの地名について1つずつ表記を考える。
・一漢字別れるごとにハイフンをつける。
・一つの塊の切れ目でスペースを入れる。
ざっくり初期案として、こういったルールを元に、
今後は色々なものをアルファベットで表記してみたいと思います。
「下京区 四条烏丸下ル」
➡Siemo-Gyo Ward Siejoe-Kalasmah Koodhal
1.Sieは単体で「し(しー)」の発音にしやすい。
直前に子音が来る場合、前の子音の発音に干渉しないようするため
「sie」➡「ssie」にする。
たとえば 橋➡「Basie」は「ベイシー」になってしまうので、「Bassie」とする。
2.「じょ」は「jo」より「joe」の方が独立シラブルとして認識しやすい
(それ単体で発音が終わり、他発音に干渉する可能性が無くなるので発音をいちいち考えないですむ)
3.「ぎょ」は難しい。フランス語だと「Guillau」とかもあるが、長すぎ。
トルコ語だと「GÖ」となるが、これは英語圏で一般的なのだろうか
4.「らりるれろ」はrよりlで記載していく
5.「す」は別の考えで、なるべく他単語とくっつけて単独シラブルにしない
「S」一単語で表記していく。
「Sue」と表記する方式も検討したが、多分長すぎる。
6.「下る」➡「く/だる」でわける。
「アール」の発音で1シラブルを作ると発音がしやすい。
子音+「hal」で記載が恐らく他にも使いまわせる。
※「区」は地名というより行政区分なので、特別には充てず。 充てるとしたら「Koo」
こんな感じで行こうと思います。
次回テーマ:アルファベット以前に、そもそも「かな表記」は日本語の発音を精確に表記できない疑惑
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