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24-3 三保レポート 1/14

東海大翔洋との30分×2本の練習試合。
日曜日という事もあり、多くのサポーターが三保へ集まっていました。

2024年、最初の練習試合と言う事で、チーム作りというよりは、個々の選手がどんなプレーが出来るのかや、既存選手との組み合わせ等を見る、そんなお試し感溢れる内容でした。

システム

前半・後半とメンバー総とっかえでしたが、システムは両方とも4-4-2でした。
※(Y)はユース選手。
※矢田君には、ユースマークをつけ忘れました。ゴメンネ

前半
後半

前半も後半も同じ4-4-2でしたが、チームの雰囲気は大きく違いました。

前半は、人もボールもよく動く流動性の高いチーム。
後半は、選手の個が目立つ戦術乾に近いチーム。

秋葉監督がやりたいサッカーは、どちらかというと前半チームなんじゃないかなぁ?と妄想していますが、相手を圧倒したのは後半チームでした。

始動直後の練習試合でも色々な色が見える選手編成になっているだけに、今後秋葉監督が、どんな方向性でマネジメントしていくのか楽しみです。

各選手の印象

先にも書きましたが、今回の練習試合はお試し試合でした。
戦術的な要素は皆無です。

なので、今回は個々の選手について練習試合で受けた印象を書いていこうと思います。

が!!
ここから先は、全て海月の主観なので信じないでね!!!
※(出場選手が多すぎて海月が大変だったので)ユース選手は除きました。

GK

権田修一
相変わらずの安定感で、この試合唯一、相手がチャンスメイクした決定機も無失点で切り抜ける。今シーズンも不動の守護神となりそう。

沖悠哉
ハイボール処理にも抜群の安定感。
現状では、間違いなく2番手になれる選手。
ただ相手へのプレゼントパスで大ピンチを招いた事と、その事件後にちょっと大人しくなってしまった事は改善したい。

阿部諒弥
PA外まで広くカバー出来ており、中途半端で処理の難しいハイボールも危なげなくクリアをしてみせた。今後も成長期待。

梅田透吾
梅ちゃんに代わった辺りから、後半チームが相手を圧倒し、ほぼボールに触られず。ほぼ日向ぼっこで、あったかそうだった。

猪越優惟
こちらもほぼ仕事なし。
試合終盤に迎えた相手FKのピンチは壁とポストに当たって難を逃れた。
ただ、GKとしてはいずれにしてもノーチャンスだったので、実質ひなたぼっこ組。

プレゼントパスで招いた大ピンチを回避した沖君

CB

高橋祐治
皇帝がいなくなった分、DFリーダーとしての振る舞いが多くなった気がする。そして相変わらずの安定感。イケメン。それとイケメン。
なんでTGC静岡出なかったの。

蓮川壮大
ポスト皇帝の一番手。
速さや縦パスの精度、セットプレーでの高さ、何を取っても申し分ない。
ビルドアップにも自信がありそうなので昨年のエスパルスの課題を一人で解決出来るかもしれない。期待。

住吉ジェラニレショーン
セットプレーで高さは発揮するもののゴールは奪えず。
後半チームなので、守備で活躍するシーンは見られなかった。
ユースの小竹君と並ぶとどちらか分からないとスタンドで話題に。
(ちなみに海月さんは、ジェラ実家のお好み焼き屋を訪問しましたが、営業が夜のみで食べられませんでした。昼営業もお願いします。)

菊地脩太
良い対角線へのロングボール等も見られたが、どうしても印象に残ってしまうのは、DOGSOでの一発退場。2024年エスパルス初退場者となる。
結果的な話をすると、菊地君のファールで与えたFKは入らず、試合も失点ゼロで終わったので正解と言えば正解。でも、退場は控えめに。

2024初レッド

SB

山原怜音
高校生相手では格が違い過ぎて、評価していいものかと悩んでしまう。
ちょっと別格感。
さらに、安藤が気持ちよくプレーできるようしっかりサポートしていて、いい先輩だなって感じ。

吉田豊
終始安定したプレーで安心感抜群。
梨誉を自在に操って、左サイドを封殺する知的な部分も見せつけた。
後半チームがずっとエスパのターン!が出来たのは豊のコーチングも大きいと思う。

北爪健吾
攻撃参加はもちろん、周囲への気配りも出来るめちゃくちゃ優しいお兄ちゃん。前がずっとユースっ子だったが、非常にやりやすそうだった。
祐治との相性も良く、攻撃的に行くならばスタメンでもいいと思う。

原輝綺
元気な高校生をフィジカルで弾き飛ばしたと思えば、ゴールも叩き込んだ後半チームのキャプテン。
去年よりオラオラ感が表に出てきていて、とても良い。
もっとオラオラして。

何人来ても蹴散らそうとするハラテルさん(C)

CMF

中村亮太朗
とにかくあちこちに顔を出してチームにリズムを作った。
前半チームの流動性を生んだのは、間違いなくこのイケメン。
本当にあらゆる場所にいるので、見ているこっちがビックリする。
NSR(なぜ・そこに・りょうたろう)

成岡輝瑠
久しぶりに負傷無しの輝瑠を見れましたが、相変わらずの天才。
高校生相手ならばフィジカル負けもしないので、常に良いプレーしかないオールタイムハイライト状態。

宮本航汰
前で郡司君や矢島君らが、派手派手なプレーを繰り広げている中、黙々とクリアボールを回収していた宮本君。完全に職人。

オールタイムハイライトマン

SMF

安藤阿雄依
ボールを持てば、毎回仕掛ける静学スタイル。
うちのユースだったよね?と試合中確認したくらいです。

必ず一人は抜くので、スタンドも大盛り上がり。
前半の終わり頃には安藤君がボールを持てば、「何か起きるかも。」とスタンドから期待感がダダ洩れしていたくらいでした。

川本梨誉
群馬仕込みの左SMF。
慣れているだけあって、プレーに迷いがなく安心して見ていられました。
ただ、現状だとカルリーニョスの下位互換になってしまうので、何か武器が欲しい所。

何人いようと仕掛ける安藤君。イイトオモイマス

FW

北川航也
この日は少し身体が重そうで、安易にミドルを狙ったり、簡単にパスを選ぶシーンが散見されました。もうちょっと前へ運んで欲しい所。
ただ、新聞報道で自主トレを頑張ったという記事を読んだので、他の選手より疲労が溜まっているのかもしれません。

相変わらずラインブレイクの動きは秀逸で、1回ゾクゾクするような抜け出しがありました。コンビ次第では覚醒するかも。

矢島慎也
確かに上手いのだけど、それよりも強かだなという印象。
相手が嫌な部分を平然と突いていくプレーは、ここ数年のエスパルスではあまり見たことがない異質さを感じました。
この異質さを秋葉監督がどうやってチームに溶け込ませていくのかが気になります。

郡司璃来
矢島のコーナーからドンピシャ2発。
それ以外にも多くの決定機に絡み、30分の間に4-5点分のチャンスがあった郡司君。

どのチャンスもピンポイントで合わせており、完全嗅覚型ストライカーです。

全てのボールは、郡司君の前に転がってくるように出来ている。そんな風に思えるほど超能力じみた活躍で驚愕するとともに、どうやってこの才能を育てればいいんだ…と頭を抱えています。

こんな大物感ある新人知らない…

以上です。


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