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#37 三保活で振り返る2023エスパルス①
※ここに書かれている事は、海月の妄想が多く含まれています。
ご注意ください。
あまりに残酷な結末を迎えた2023年。
しかし三保活勢にとっては、一時期、秋葉監督が全てを公開練習としてくれる等、いまだかつてないほど充実したシーズンになりました。
三保活初心者の海月さんは、約50回程度しか行けていませんが、三保での様子を中心に振り返っていこうと思います。
今回は、三保活で見えた選手について。
個別の選手の評価ではなく、言われてみれば当たり前の事が当たり前に三保で起こっているんだと確認する回です。
三保活で見えた選手の様子
選手の調子について
本当に当たり前の事なのですが、練習を見るようになり改めて思い知った事として、選手の調子には良し悪しがあります。
しかも、選手によって、調子の波の大きさ、波長が全く違います。
例えば、コロリ選手は調子の波が大きい選手でした。
絶好調の時には、サンタナ以上に何もかも出来る化物になっていましたし、
実際に、絶好調に見えた週には試合でゴールも決めています。
しかし、コロリさんはその絶好調の期間をさほど長くキープ出来ません。
絶好調なのは、1-2週間、好調だなぁと見えた期間でも1カ月程度です。
不調時に見ると、「あれ?同じ選手かな?」と疑問を持ってしまうほどです。
もちろん波なので、不調期に入っても少しすると好調期に戻るのですが、コロリが常時絶好調を維持出来れば、オルンガ並のインパクトを残す選手になっただろうなぁと思うと、なかなかもったいないなぁと感じてしまいます。
それに対して、皇帝等は調子の波がほとんど見えない選手でした。
若干、調子がいいかな?悪いかな?という時期がありますが、ほぼほぼ一定のパフォーマンスを維持していました。
常に計算できるパフォーマンスを出し続けられる事は、皇帝の最大の長所であり、どのチームでも使われ続ける理由だと思います。
特に顕著だった2人を上げましたが、ほとんどの選手が多かれ少なかれ調子の波がありました。
なので、よく「なぜ●●を使わないんだ!」なんて声を聴きますが、単純に調子が悪いからという理由が多いです。
そもそも、秋葉監督になってからは、基本的に調子がいい選手が試合に絡んでおり、選手達も練習で良いプレーをすれば少なくともベンチ入りは出来ると分かるので、やりやすかったのでは?と思っています。
ただ、例外なのはサンタナ。
サンタナは、調子が良かろうが悪かろうが、ボールをゴールにねじ込む力がありました。
どんなに悪く見えても、サンタナならねじ込んでくれるかもしれない!
そんな、チームの期待感はここから来ているように思えます。
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選手の怪我
コンディションの話に追加して、怪我の話もあります。
ゴリや森重君など、最近でも怪我のニュースリリースがちょこちょこ出ていましたが、実際の所、リリースされた数の何倍も怪我をしている選手がいました。
(; ・`д・´)別メニューだけど、怪我のリリースもないし軽傷なのかな?
なんて軽い気持ちで眺めていても、全くリリースもないまま1カ月以上別メニューの選手がうじゃうじゃいます。
他のチームの練習を継続的に見たことがないので、この数が多いのか少ないのか、私にはさっぱりわかりませんが、(GK除く)なかなかベンチにも入らない選手は、だいたいなんらかの怪我をしているって思ってもいいかもしれません。
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謎の奇抜さ
これも驚いた事なのですが、試合で選手が監督の言う事をやらない事があります。
これは決して、選手が監督に反乱を起こしているという意味ではなく、おそらくそれだけの自由が選手に与えられているという事だと思ってみていました。
ただ、練習では、監督やコーチの指示通りに動けていた選手が、試合になると全く違う動きをしている場面を見ると、見ているこっちは非常にビックリします。
(; ・`д・´)な、なにをやってるんだ…。
と、ゴール裏で一人動揺しているカビゴンを見た記憶がある人、それ海月です。
おそらく、その選手はその試合のその場面では、練習と違う選択をした方が良いと判断したのだと思いますが、その意外な選択が、良い方向に転がる事ばかりではありません。
なぜなら、練習でやってない事を急にやると言う事は、練習を見ていた海月がビックリすると同時に、同じピッチに立っている味方選手もビックリするからです。
味方まで頭の上に「?」を浮かべるようなプレーはたいていうまく行きません。
秋葉監督が戦術乾という言葉を口にし始めた頃から、徐々に奇抜なプレーが試合で披露される事は減っていきますが、なかなかの衝撃ではありました。
矛盾と解決
では、練習でやった事だけを試合で披露すればいいのかと言えば、そうではありません。
そもそもエスパルスさんは、しっかり相手をスカウティングし、対策を立ててから試合にのぞみます。しかし対戦相手が、必要以上にエスパルス専用対策を行ってくる事はよくありました。
対戦相手が、いつもと違う事をしてくるなら、入念に行った対戦相手対策は全く意味をなしません。
つまり、試合が始まってからフィールド上で選手が有効な対策を探さなければならないのです。その為には、練習でやったことがないプレーも含めて、トライ&エラーを繰り返さなければならず、色々なアイディアが必要になってきます。
そんな話をすると、上記の話と矛盾するのでは?
と、思いますが、矛盾させない方法が一つだけあります。
練習と違う事を思いついた選手が
やりたい事を周囲に説明をし、
正解か不正解か分からないそのプレーをチーム全体に正解と信じさせて
チーム全体に、その思い付きをプレーさせる。
これが解決法です。
例え間違っていたとしても、チーム全体で行えば、相手のミス等も絡みながらうまく行ってしまう事がよくありました。
スイッチ役
結局の所、どんなに素晴らしい戦術も、奇抜な塊なプレーであっても、まずはチーム全体でプレーを共有出来ている事が重要になります。
そのプレーがあっていようが、間違っていようが、チーム全体で同じ意図を持ってプレーさせる事が出来る、そんなチームにスイッチを入れる選手。
最近のエスパルスに一番欠けている部分は、ここだったんじゃないかな?
と、私は思っています。
はっきりと言いますが、現状、スイッチ役が出来る選手は、乾選手しかいません。
乾の経歴やキャラもあると思いますが、乾の指示はみんな簡単に信じて実行できるのです。
練習中、累積で出場停止中の乾が控え組に入る事がありました。
乾がサブ組に入るだけで、次に行うプレーがサブ組内で共有され、ただそれだけで控え組がスタメン組に何もさせないくらいのプレーを見せる、そんな場面がよくありました。
スイッチ役の重要さが分かる場面であると共に、スイッチ役が他に全くいない事の証拠でもあります。
秋葉監督が戦術乾と表現したのも、この部分だったんじゃないかと思っています。
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①のあとがき
色々な戦術識者の方のコメントを、読んできましたが、確かに戦術整備が不足しているんじゃないかと思う点もあります。
いや、一杯あります。
しかし、史上最低順位の今年のエスパルスが、ここ数年間の感じていた閉塞感を感じるチームより、まともなチームだったんじゃないの?と、私は感じています。
それは、乾というスイッチ役がチーム全体を同じ方向を向かせていたからだと思うのです。
だから個人的な意見として、秋葉監督が選択した戦術乾というチーム作りはひとつの正解だったと思いますし、それでJ1へ届かなかったのなら仕方ない。と思っています。
ただ、J1昇格は果たせなかったのは事実ですから課題は山積みですし、問題を解決して来年は絶対に昇格しなければなりません。
最も重要な課題としては、
「どうやったら、乾のようなスイッチ役を作れるのか。」
になると思います。
乾のクローンを作るのか、
戦術や約束事によってスイッチ役を作るのか、
方法は色々あると思います。
来年、その答えが見えたら面白いなぁと三保おじさんは、期待しているのです。
さて、①はここまでです。
②では、三保活で見えた監督の様子をまとめていこうと思ってます。
が!
海月に②を作る気力が残っている事を期待していてください。
(´・ω・`)書かなかったらごめんよ
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