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旦那飯は韓国料理114マンドゥとチャプチェで旧正月気分。好きな相手の親を見ろ!のはなし

我が家にはお正月が二回ある。
一回目は1月1日、日本のお正月。
二回目は韓国の旧正月。
今日は旧正月だからマンドゥだ。

もちろん生地も手作り
チャプチェも❗️

私はまだ法事しか経験してないけれど、韓国の行事ごとは、何かと大変。
特に食事がからむ準備は、女性だけがするので、朝から料理を作りっぱなしになる。
横でたのしそうに、またはゆったりしている男たちを横目に休む暇なく働く女たち。
親戚は集まるわ、大変なのに男どもは手伝わないから嫁の不満が爆発。喧嘩になり離婚するケースもあると聞く。

日本では1月15日が「小正月」(女正月)と言われ、年末年始忙しかった女性たちを労い、その日は女性は家事をしなくていいらしい。
この日が韓国にもあれば、家庭円満で過ごせそうだ。

たぶん、韓国でも昔に比べたら、家事を手伝う男性も増えていると思うし、旧正月に懲りた嫁たちが姑になって、もう止めにしょう❗️となったりしているかもしれないな。
どちらにしろ、家族が元気に顔を揃えて、食卓を囲み、新たな年を迎えられることはありがたいことだ。

韓国のオンマ(義母)に電話でお正月の挨拶をし、オンマが料理上手だから旦那さんが作ってくれるマンドゥやチャプチェが美味しかった、ありがとうございます。
と言ったらオンマは笑いながら、「私も息子がつくるマンドゥを食べたいわ!」と言うので「作らせます❗️」と二人で笑いあった。

韓国の姑といえば、絶対的で小言いっぱい、夫婦や家庭に土足で、踏み込んでくるくらいのイメージがあったけど、ウリオンマは全くそんな人じゃない。

本当に優しくあたたかい姑さんだ。だから私はオモニじゃなくてオンマ(日本のママみたいな感じ)と呼んでいる。←私が日本人だから許されてるかも。
本当にママみたいだから。大好きで、ありがたい存在だ。

元々オンマは、旦那さんと夫婦仲がとても良かった。
お似合いの夫婦だった。
親を看取りやっと二人でこれから旅行したり楽しもうとした矢先に最愛の夫は病に倒れ夢はかなわなかった。
そこから何年も落ち込んで苦労して、何とか立ち直り、書道家として生きてきた人だから、人としての深みがちがう。

辛さや悲しみを知る人は優しい。
ただ甘い優しさではなく、凛としていて、相手を思うがゆえの厳しい優しさもあり、酸いも甘いも深い懐の袋に全て入れてしまえる「お袋さん」という感じだ。

姑の姿は自分の将来の姿
と、きいたことがあるが、私はそうなら嬉しい‼️
手先が器用で、デカイ器のオンマは憧れの存在だから。

結婚相手を見極めるとき、夫婦仲のいい家庭に育っているかどうかは、とても大切な要素だと考えている。
娘らにも、彼氏ができたら家族、特に両親と友達をしっかり観察してチェックしろ!と教えているくらいだ。

お母さんがお父さんに罵倒されてたり、また逆もしかり。。。
両親が不仲なのを見て育っているから、その時の喧嘩や言葉、行動が嫌だと思っていても、それを見て聞いて育っていると、自分もしらぬまに同じことをしてしまい、親と同じようになってしまうケースが多いからだ。
しかもたいがい本人はそれに気づいていないから困る。

私はまさにそれを実体験したことがあるからわかる。

育ちって色んなところに出るから怖いよね。
くわばら、くわばら。







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