引きこもれない家❗️
我が家は築50年近いTHE昭和のマンション。キッチンには、未だに瞬間湯沸し器が鎮座している。
本来は、3DKのところを、2LDKにしたこの部屋に引っ越す前は、これまた築50年くらいの一軒家に両親と7LDKの家に暮らしていた。しかし、決して広く感じたことはなかった。というのも、母は整理が不得意で、買い物依存気味だったから、いつもモノで溢れていたからだ。沢山のガラクタと化したモノたちを処分するのは、本当に大変だった。この話は「オヤカタの極意」として、また別の機会に。
その一軒家から現在の住まいに引っ越した。はじめは、娘二人と私の三人だったから、余裕だったが、途中から旦那が合流し、2LDKに大人4人と犬一匹で暮らすことになった。
正直、狭すぎる❗️
部屋が足りない❗️
だけど、どうすることもできない。工夫して暮らすしかない。
雨風しのげるだけでもありがたいと思いながら生活している。
しかし、このマンション昔はなかなか憧れのハイソなマンションだったらしい。
マンション前にバス停、近くにはニトリやコーナン、スタバとツタバ、無印にユニクロ、スーパーもあり本当に便利なのだ。
最近、扉も新しくなった❗️
震災のとき扉が開かなくなったらしく、耐震性の扉に変わった。
でも、困るのは、室内だ。昭和のものは、全て低い。
身長164cmの私には、シンクも、洗面台も腰より下だ。
旦那にはさらに低く、洗面台で顔を洗うときに、よくぎっくり腰になる。前に住んでいた人が小柄な女性だったからよけいだ。
以前キッチン、洗面所、トイレ、お風呂など水回りをやり直す見積りを聞いたら、約200万以上かかるとのこと。200万ウォンならやれないこともないが、円では無理だ。
そういえば、見積りにきた業者さんから、「うまいこと工夫してはりますね❗️」と褒められたことを思い出した。
そこで、狭さを逆手にとってみることにした。
キッチンは、幅が50cmしかないため一人しか立てない。
でもこの幅、実はとても便利だったりする。
ものは考えようだ。狭いけど、振り向けば食器が取れる!
調味料もすぐに取れるし、必要なものは、ほぼ一歩踏み出せば届くから無駄な動きがないのだ。
こんなTHE昭和キッチンで、美味しい旦那飯が作られている。
最新のキレイで広いキッチンでなくても味に変わりはない。
狭い狭いと嘆くより、狭いことを味方につける❗️
狭くて、一人の部屋がないため、結果的に皆がいつもリビングにいる時間が長くなる。一緒に映画やドラマをみたりして、おかげで良く話すことになり、それはそれでありがたい。
引きこもることも不可能❗️
家庭円満(笑)
狭くても、楽しく暮らせる。
これがわたし流のポジティブシンキング。
サポートなど恐れ多いですが、気に入っていただけたなら、幸いです。