文鳥のうんこ

文鳥を飼い始めて、大変にかわいい。そこら中にうんこをすることも気にならないかわいさである。気づいたら頭や肩や服にうんこがついているのが常になった。よって鳥のうんこをつけた人がやってはマズいことを意識しながら生きるように心がけている。
うんこをつけながらやってはいけないこととは、
① 怒る
② 説教をする
③ 悲劇的にふるまう
④ かしこそうな雰囲気を出しながらしゃべる
といったようなことであろう。うんこつけたままかしこそうな雰囲気でしゃべってしまった日にはもう致命傷である。しかし考えてみたい。先輩や上司がうんこつけたまま得意げにしゃべっているとき、「うんこついてますよ」と言えるだろうか。言えない。
よって常にうんこがついてるかもしれないという心構えで生きる必要がある。とりわけ後輩や部下と接する場合はそうだ。そしてよく考えてみると、今挙げたような行為はうんこがついていない場合もあまり望まれない行為なのだった。つまり中年になると人はいつもうんこついてる心構えで生きるべきである。とうんこをつけながら考えている。

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