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今までの恋愛遍歴(初めての恋)


24歳までの私の恋愛経験について、これから書いていきます。
中高女子校だったため、恋愛は18歳からと遅咲きですが、それを取り戻すが如く様々な経験をしてきました。


【初めての出会い】


私は、中高女子校時代での恋愛漫画の読みすぎで、初めての恋愛は「素敵な男の子から猛アプローチされて付き合いたい」という理想を掲げ、18歳の春、小学校以来の共学校である大学の門をくぐりました。
大学に入学するのも、「勉強するぞ」よりも「彼氏をつくるぞ」という気持ちがとても大きかったです。(お母さんごめんなさい)
ところが、入学後も女子校文化がなかなか抜けず、プライドもあり、最初は異性と全く話せず悶々と6か月ほど過ぎていた時、秋の大学の体育の授業で、積極的に話かけてくれた男の子がいました。これが、物心ついて以降の最初のときめき(恋)でした。

【ときめき】

その男の子は、イケメンで、背も高くて、運動神経が良く、授業ではお手本的存在でとても目立っていました。「すごいな、住んでいる世界が違うな…」と思い、恋愛としての存在では無縁だと思っていました。
しかしなぜか、良く話しかけてきたり、最初の準備体操の時には近くにいて、一緒にペアを組もうなどアプローチされたのです。
そしていよいよ、授業終わりに連絡先を交換しようと言われ、交換し、そこから毎日連絡していました。
私にも「ついに春がきた…初彼氏ができるのかな」と浮かれていました。
彼は、女子校時代に読んでいた漫画のヒロインキャラそのもので、そんな人が私みたいなまだ髪も染めておらず、垢抜けない私に声をかけてくれるなんて夢みたい…どんなデートをこれからするのかな…と正直とても浮かれていました。

【儚く散った恋】

しかし、何度か連絡とりあっていたところ、恋愛の話になることがありました。彼に恋愛について聞いたところ、元カノがメンヘラですごく束縛されていたとのことでした。「まあイケメンだしそういうものなのかな」と聞いていたら「今は彼女というより癒し合える存在が欲しい」しまいには「キスしてみたい」と言われました。
今思えば、どうみても雲行きが怪しいですが、当時の私はキス=好きだと思っていたので、こんな素敵な彼が私なんかとキスしたいと思ってくれているんだと嬉しく思い、ルンルンで友達に全容を伝えました。
そうしたら、「それはやばい奴だよ」と全く予想外の答えが返ってきました。恋は盲目っていうやつですね。恐ろしいです。念のため親にも相談したところ同様な返事があり、そこでやっと目が覚めました。

【気づき】


親からも友達からも、キスは好きだったら、付き合ってからすべきと言われました。(今思えば、大分恥ずかしい相談をしていました)
束縛されるの嫌だから付き合えない、でも癒しは欲しい、なんて強欲ですね。しかもそれを今まで恋愛経験のない私にしてくるなんて、今思えば本当にクズだと思います。
彼は、私に対して、私が思っているような「好き」と感情を抱いているわけではないという現実に、とてもショックをうけたのを覚えています。
同時に、男の思考には、好きでなくてもキスやハグはしたいと思えるという自分とは違った感覚が備わった人もいることを知りました。

【結末】

目が覚め、彼をただのクズ野郎だと認識した私は、連絡も極力閉ざし、最後にはブロックしました。綺麗に終わろうと思って、その年の授業が終わった後、「今までありがとうございました。またどこかで会ったらよろしくお願いします。」と伝えたところ、「いつまでもたられば言ってたら会えないよ?」でした。
「やかましいわ!」今思えば、完全に舐められていますね((+_+))
あの猛アプローチも、完全に舐めていたからこその所業だと思います。

そんな私の恋愛は、大分思い描いていた理想とは違うかたちで、大きな衝撃を受けるとともに、18歳にしてスタートしたのでした。


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