見出し画像

【#1】オニヒゲ:見た目に反して超美味しい深海魚

こんにちは、タキです。
水族館と深海魚が好きな社会人です。

深海の魅力発信のために
定期的に深海生物の紹介をしていこうと思います。

簡単な図鑑みたいな感じにして行けたらいいなー、と思っています!
紹介する内容はこんな感じ。

・簡単なプロフィール
・食べれるのか?美味しいのか?
・水族館で見れるのか?

深海生物や深海についてもっと詳しく知りたい人は
僕のブログを見ていただければ!

では、早速いきます。

最初の深海生物は「オニヒゲ」
僕が大学時代に研究していた深海魚の一種でもあります。


「オニヒゲ」のプロフィール

和名;オニヒゲ
分類:脊索動物門タラ目ソコダラ科
大きさ:約 60 cm
生息水深:約 260〜930 m

オニヒゲは写真の通り、尾に行くほど細長い体をしています。
このような魚はソコダラというグループに分類されます!

見た目はいかにも深海魚という感じ。
硬くてトゲのあるウロコを持っています。


「オニヒゲ」は美味しい?

「オニヒゲ」は正直めちゃくちゃ美味しいです。

綺麗な白身はクセがなく、非常に食べやすいです。
また、大きな肝にもクセがありません。
その割に甘みがあって最高です!

一般的なスーパーで見かけることはほぼないですが
一部の漁港で出会うことがあるかもしれません。

練製品に利用されることがあるので
もしかしたらあなたも既に食べているかも?

👇 もっと美味しい深海魚が知りたい人はこちら


「オニヒゲ」は水族館で会える?

オニヒゲの生息水深は約260〜930mなので
比較的浅い場所でも確認されています。

しかし、今の所オニヒゲが観られる水族館はありません。

その理由は、彼らが水圧の変化に弱いことにあります。
ソコダラの仲間は水圧の変化によって浮き袋が膨らみ
呼吸するのが難しくなってしまいます。

将来的にオニヒゲが水族館で泳ぎ回る姿が来るのを祈りましょう...!

👇 深海魚に出会える水族館を知りたい方はこちら


いただいたサポートは6年間の奨学金返済に使わせていただきます! よろしくお願いいたします。