影と光
風が
すり抜けていく。
陽だまりに向かって
すり抜けていく。
風は
映る光の中に
もうひとつの陽だまりを見つけ
迷い渦を巻く。
誰もいない
陽だまりと影だけの世界になる。
コツコツコツと
足音がひびく。
人の影が現れる。
コツコツコツと
右に左に迷うことなく
忽然と
人の影は消えていく。
人は迷う生きもので
もがき、苦しみ、後悔もする。
ただ、それを乗り越えたとき
笑顔になる術も知っている。
人の影は
のり越えた先を知っているかのように
迷わずに
光りとなり、輝き、そして消えていく。
輝く場所を求めて。
\ 気づいてくれてありがとうございます / 勝手気ままにつらつらと書き留めた言葉たちに共感頂けると幸いです。 終活女子最後のあがきでございます、はい。いただいたサポートは、今後の活動資金とさせていただきます!