[自分用メモ] 美術館行ったときにわからなかった言葉たち

このエントリについて

美術館めぐりは好きだが、あまりにも自分の知識がなさすぎて解説が何を言っているのかよくわからない。そこで、美術館で分からなかった言葉を自宅で調べてまとめてみることにした。ソースは辞書及び.ac.jpドメインを中心とした信頼できるサイトから収集することとした。出典は項目ごとに明記した。
自分の言葉でまとめているので、間違いが含まれるかもしれない。コメントで指摘いただければ幸いです。

あ行

アール・ヌーヴォー
19世紀おわりから20世紀前半にヨーロッパで流行した美術様式のこと。波状曲線や唐草文が特徴。代表的作家にラリック(宝石デザイン)、ガレ、ティファニー。(参考文献:ブリタニカ国際大百科事典)

か行

キュービスム(キュビズム)
日本語では「立体派」。20世紀初頭にピカソ「アヴィニョンの娘たち」によってパリを震源地として興った運動。後に彫刻や建築にも波及する。自然にある形を幾何学的形状に還元してものの存在を二次元に再構築しようとした。第一次世界大戦勃発で運動が終結。(参考資料:百科事典マイペディア、ブリタニカ国際大百科事典)

さ行

西行物語絵巻
鎌倉時代成立の、西行の障害を描いた絵巻

時宗
鎌倉時代成立の、浄土教の一門(開祖は一遍)。遊行上人が全国を行脚し、札を配って踊り念仏を広めた。総本山は藤沢市にある。

清見寺(せいけんじ)
静岡市清水区にある臨済宗の寺。”きよみでら”とも。(百科事典マイペディア)

た行

退廃芸術(ナチス・ドイツ)
ナチスが権力掌握を進める中で、権力は芸術を「ドイツ的芸術」と特定傾向(進歩的なもの)をもつ「退廃芸術」に分類し、後者を弾圧した。その骨頂が1937年から支配地域各所を巡業した「退廃芸術展」である。この運動の害を被ったのは分野の例として、表現主義、抽象絵画、シュールレアリスムが挙げられる(参考:https://www.dokkyo.ac.jp/of/library/pdf/c.pdf , https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/info/1451/ , http://repo.beppu-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/gk01806.pdf?file_id=8219 )

高円(たかまど)
高円山という山がある、奈良市東部の地名。萩の名所。(古語林、ブリタニカ国際百科)

断簡
断片的に残った文書のこと(広辞苑)

ドイツ表現主義
20世紀初頭のドイツで、それまでの印象主義・自然主義のアンチテーゼとして、主観的表現(内面的なもの)に重きをおいた芸術運動。黎明期の代表的作家としてキルヒナー、カンディンスキー。(参考:デジタル大辞泉, https://www.dokkyo.ac.jp/of/library/pdf/c.pdf ) 

は行

氷魚(ひうお、ひを)
アユの稚魚のこと

や行

やまと絵
(唐絵の対応として)日本の情景、風俗を題材にした絵画のこと、あるいは(鎌倉時代以後の宋元画に対して)平安以前の様式の絵画(明鏡国語辞典)

遊行上人(ゆぎょうじょうにん)
遊行寺(時宗の総本山)の歴代住職を一括りにして指すことば(広辞苑)

ら行

ロマン主義
18世紀末から19世紀初頭にかけて起こった、それまでの合理主義的な新古典主義への反発として発生した文学、美術を始めとした広範な範囲に渡る芸術運動。ルソーの思想などに端を発する。日本では森鴎外や雑誌「文學界」にその一端を見ることができる。(参考資料:百科事典マイペディア、ブリタニカ国際大百科事典)




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