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ラズベリーパイのこと

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ラズベリーパイを買ったのでその顛末とセットアップの仕方とか使い方とか
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2018年11月の記事一覧

ラズパイ上でPythonの開発環境を整える

Tensorflowを使うにはPythonが必要→Pythonの環境を管理するには管理ツールが必要ということで今日のお品書き。 pyenvの導入githubのpyenvについてのドキュメントです。 曰く「pyenvはPythonの色々入ってるバージョンを簡単に切り替えられるっす」 ということで、Pythonバージョン管理ツールですね。 pi@raspberrypi:~ $ pyenv -v-bash: pyenv: コマンドが見つかりませんpi@raspberrypi:~

Raspbianバージョンアップ(2018/11/13版)

知らないうちにアプデRaspbianがバージョンアップしていました。 ラズパイをモニタ無しでセットアップしようと悪戦苦闘している間隙を縫ってのリリースです。ほんとにもう。 リリースノートを見ると今まであったLITEとDESKTOPの他におすすめソフト入りのディストリビューションが追加になったそうです。 googleさんの助力を得て翻訳します。 2018-11-13: *イメージの2つのバージョンが作成されました。 - "ベース"イメージにはオプションのソフトウェアパッケ

ラズパイのメインメニューをカスタマイズしてシステムツールを追加する

Main Menu EditorでカスタマイズRaspbianはデフォルトではメインメニューに表示されないツールがあり、Main Menu Editorでカスタマイズすることで使えるようになります。 [システムツール]の項目で[Htop]と[パッケージアップデータ]を有効にします。 Htopはリソースモニターのようなもので、あると安心です(あくまで個人の感想です)。 パッケージアップデータはupdateコマンドと同じものっぽいです。 29個も更新されているようなので[

小技集 - ラズパイのCPU温度、Core電圧、細かい設定や省エネや気になることとか(最終更新 : 2022年5月17日)

USBチップセットの電源をOFFして省エネ読んで字のごとくUSBコントローラー(Microchip LAN7515)の電源をOFFして省エネします。どのくらい消費電力が下がるのかを測る方法を用意していなかったのでCPU温度でどのくらい下がるかやってみました。(CPU温度は後の方にコマンド書いてます) $ vcgencmd measure_temptemp=47.2'C$ echo 0 | sudo tee /sys/devices/platform/soc/3f980000

ラズパイとMac(やWindows)とでファイル共有

はいSambaを設定していきます。読み方は「サンバ」。 SambaのインストールパッケージリストをアップデートしてSambaをインストール。 1、2分で終わります。 pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get updatepi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install samba Sambaの設定Sambaの設定ファイル/etc/samba/smb.confに次の設定を追記します。 [pi] comment =

Raspbianのセットアップ5 〜リモートデスクトップの設定

はじめにあらかた設定も終わり、いよいよリモートデスクトップ接続の設定をしていきます。 TightVNCとxrdp入れてMicrosoftのリモートデスクトップができるように...と思ったのですが、Windowsタブレットを使っていたときとは使い方も違っているので、単純に手間だけを考えてTightVNCだけ入れることにしました。 iPadで接続したくなったらxrdp入れて、その時考えればいいやということで。 TightVNCのインストールRaspbianにTightVNCを

Raspbianのセットアップ4 〜固定IPアドレス設定、言語設定、ファームウェアアプデなど

はじめに前回は、Wi-Fi接続設定とSSH設定を施し、ラズパイを起動してアプデまでやりましたが、そのままのネットワーク設定だとDHCPで割り振られたIPアドレスになるためいつ変わるかわかりません。 なので固定IPアドレスとして192.168.1.10を割り振りたいと思います。 ネットワーク関連の設定ファイル前々回の記事で整理しましたが、Raspberry PiのWi-Fiを使うにはRaspbianの以下の設定ファイルが関係します。 1, LANや無線LAN等のインタフェー

Raspbianのセットアップ3 〜bootディレクトリ?そんなんで良かったの?

confファイルをboot/に置くだけext4のドライブの中を直接書き直してやろうという野望は脆くも崩れ去りましたが、ヒントはRaspberry Pi Zero(長いので以降RPi Zero)にありました。(気分でAmazonのリンクを貼っておきます) RPi ZeroにはLANコネクタが無く有線接続できないので、モニター等をつなぐかいきなりWi-Fi接続させるしかないハズで、当然(?)モニターなしでセットアップする人がいるだろうという希望的観測の元ググってみました。 い

Raspbianのセットアップ2 〜ext4ファイルシステム解決と思ったらバッドエンドだった

このやり方はダメです[2018/11/15] 結論から書くとext4領域のファイル編集は、パーミッションの変更ができないという問題に行き当たってしまい無理と判断しました。 ただこの記事は「これやっても上手くいかないよ」という失敗例として残しておきます。 ---------------------------------------------------------------------------- 前回、microSDにimgファイルを書き込んでSSHの設定して、さぁ

Raspbianのセットアップ1 〜img書き込みからネットワーク設定で躓くまで

これまでのお話と今回やること前回はRaspberry Pi公式からRaspbian w/ Desktopをダウンロードして解凍しました。 ↑ここからダウンロード。ファイルサイズ1.43GB、解凍したimgファイルは4.14GBでした。 ちなみに公式からのダウンロードが途切れがちなときはミラーサイトをりようすると良いようです。 今回はmicroSDに書き込んで、ネットワーク設定とSSHの設定をしたいと思います。 (この記事は実際に作業しながら記事を書きながらやっています←ど

Raspbian OSをダウンロード

Raspbian以外にもOSは色々あり〼今回はOSをインストールします。Windows10 IoT CoreなどもインストールできますがここはRaspbian一択です。Linuxですよ。初志貫徹ですよ。 OSはRaspberry Piのサイトからダウンロードできます。 Raspberry PiのサイトではRaspbianの他にも色々とダウンロードできるみたいです。オラクルとIchigojamはOSじゃないですね。 Debian w/ Raspberry Pi Deskt

Raspberry Pi 3 B+のハードウェア

今回買ったラズパイ(Raspberry Pi 3 B+)はどんなハードなのか、ちょっと整理しようと思います。 主要諸元ラズパイ財団の公式ドキュメントを参考にしながらまとめてみます。 ■CPU Broadcom BCM2837B0, Cortex-A53 64-Bit SoC @ 1.4GHz ■SDRAM ELPIDA B8132B4PB-8D-F 1GB LPDDR2 SDRAM ■Wi-Fiコントローラ Cypress CYW43455 2.4GHz and 5GH

ラズベリーパイ買いました

[2018/11/17追記]microSDの相性確認の情報を追記 実はこの前の記事を書いた時点ですでにラズパイは手元に届いているのですが、状況を整理するために順番に書いてます。 というかセットアップとかが完了してしまった後で一気に書くのは(性格的に)無理だろうな、きっと面倒くさくなるだろうなということで、OSのインストールとかしたくなるのをこらえて、記事を書いてます。 何を買ったの?・Raspberry Pi3 B+ (2018年11月の段階で最新モデル) ・ヒートシンク

ラズベリーパイを買うことにした

そもそも...唐突ですがラズベリーパイ(ラズパイ、Raspberry Pi)を買うことにしました。 Raspberry Pi (wikipedia) シングルボードコンピュータという呼び方がされていますが、要は安いパソコンです。本体だけなら5,000円くらい。安い。 ただ、デスクトップパソコンの本体と同じような物なのでキーボードやモニター、マウスなどが必要で、それらを買うとそこそこいい値段になります。それでも「インターネットしたい」というだけだったら十分じゃないでしょうか?