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危機意識

オフィスにおいて、あなたも耳にしたり、口にしたりしたことがおそらくあるでしょう。次の言葉を。

危機意識(を持て)

命のやりとりをしている職場でもない限り、なかなかそのような意識を持つことは難しいです。ましてや持ち続けることなど、至難の技となります。

間違ってならないのは、

危機意識とは、危機が迫っていない時に持たなければならない類いのものであるということです。それは、何げない日常においてこそ要求されるもの。

なぜなら、

危機が迫っている時に、危機意識を持ったところで、残念ながらもはや手遅れだからです。

もしもあなたが、そのような時に、これは危機意識だと勘違いしているものがあるのならば、十中八九、それは絶望感に他なりません。

危機意識は危機のないところで(時に)、持つから意味があるのです。

だから、

正しく危機意識を持つことができているのであれば、それが今であるのならば、あなたには現在危機が迫っていないということになるでしょう。

安心しましたか。

でも、危機は抜き足、差し足、忍び足で、あなたに近づいているのかもしれませんね。


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