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【 E 】 emotion : 感情が表に出やすい。

私のことを知ってる人たちにこのnoteを見られたら、「たしかに!」っていう人たちが大半だけど、「そんなことなくない?」っていう人たちもいると思う。


前者は「外にいるときの自分」っていうのがいちばん近いかな。家から一歩出るだけで、自分の感受性は一気に高くなる自覚がある。だから友達との何気ないおしゃべりにもちょっと美味しいごはんにも、そのまま表情に出ちゃうくらいありったけの幸せを感じてる。「なんかリアクションがオーバー過ぎない?演技してる?」って言われることが何回もあって一時期すっごく悩んだけど、何もわざわざ控えめにする必要なんてないなって。言葉選びが苦手な自分にとって、表情で相手に気持ちを伝えられるのは楽だしわかりやすいし…だから歌ったりもするミュージカルとかじゃなくて、音楽に合わせて身体と表情だけで表現するバレエっていう芸術にハマったのかも。


後者はたぶん家族。家にいるときの自分は家族以外の人といるときよりも落ち着いてて、でも自己中心度が高くなるから自分のしたい話を延々と聞いてもらってる(笑)そのときは安心感の方が勝つから、表情とか雰囲気は外にいる時と比べたらびっくりするくらい起伏がないと思う。家で感動的なドラマとか観ると一人だけ号泣していることは日常茶飯事だから、その点では感情が豊かなのかもしれないけど(笑)


さて、何を言いたいかというと、自分はもしかしたら『HSP (High Sensitive Person )』なんじゃないかって思ってたんだよね、一時期。


これは大学に入ってからできた、何でも話せる数少ない友達のうちのひとりが教えてくれた。「こういう人もいるんだけど、病気じゃなくて個性のひとつなんだよ。もしかしてハナノオトもそうなんじゃないかなーって思ったの。」って言われて早速、HSPかどうか簡単に診断できるサイトで数十個の質問に答えてみた。

結果は、『中程度のHSPの可能性アリ』。特徴に全て当てはまるわけじゃないから、もしかしたら違う可能性もあるのだけど…「ハナノオトさんって忙しくなっても怒らないし、態度変わらないよね」ってアルバイト先の人に言われることがよくあって。でもそれは仕事が思い通りに進まなくて自分や他人にイライラする気持ちを完全に封印してる(というかもはやそんな感情を抱かない笑)から…でもこれもHSPの特徴のひとつだったみたい。こんな感じで、あ、これも個性のひとつなんだって気づけたのは本当に大きかったし、心が少し軽くなった気がする。

でも最近ちょっと違う見方をしてる。自分の中で「自分はHSPなのかも」って思ってる理由が、今まではただ、自分が周りと比べて少し『特別な存在でありたい』っていう心の中の願望があったからなのかなぁって。半年前に読んだ本で、「普通の自慢だけじゃなくて、自虐風の自慢をしたり、心を病んで引きこもったりする人がいるけど、心の根底にあるのは全部、『(それがネガティブな意味だとしても)他人と比べて自分が特別な存在だって周りに認知してもらいたい』っていう感情があるから」なんだって。これは結構腑に落ちたのを今でも覚えてる。

だから最近は、自分がHSPであるかどうかには興味があんまりなくて。周りから『特別』って思ってもらえることは、自分の存在意義が確かめられるからもちろんいいことだしそうでありたい。だけど、それ以上に自分で自分のことを「特別な存在」だって思えるようになりたい。世の中にあるいろんなものさしでそれをはかるんじゃなくて、自分の中で完結できるようになりたいというか。



結局何が言いたいのかわからなくなっちゃった(笑)でもこの人こんなこと考えてるんだな〜くらいに思ってもらえたら嬉しいです。



さて、明日は何を顔晴ろうかな☀︎