見出し画像

【SDVX】エントリーモデルを救いたい2

こちらはPUC Advent Calendar 2021 21日目の記事となります。

昨日の記事はこちら!

ラーメン美味しいですよね(違う)
人それぞれ色々な音ゲーライフがありますよね。学生のうちはお金に余裕がなく学校の机でCHINITUMをしたことがある人も多いのではないでしょうか?

お金がないなら家で音ゲーを出来るようにすれば良い!(ほんとうに?)
という訳でおうち音ゲーの話をしていきます。



エントリーモデルを救いたい1はこちら

前回はボルテ専用コントローラーエントリーモデルの鍵盤を軽くしようと苦心しました。

十分遊べるけどスコア狙いには結構きついな~といった具合でした。



それから約1年が経ち、コナステ版SOUND VOLTEXがついに大型アップデート!EXCEED GEAR仕様になりました。

アップデートによりアーケードスコアとコナステ定額コーススコア(!?!?!?)が共有されるようになりました。デカい。

おうちでもスコアを出せるようにしたいのでエントリーモデルを破壊します。



はじめに

本当はエントリーモデルのボタン換装は簡単にできるよ!という手順紹介記事にする予定でしたが、見積もりが甘く、簡単に出来ないどころか変わり果てた姿となってしまいました。

画像2

(エントリーモデル要素どこ...?)

そのため、詳しい手順は省略します。

マネをする方は恐らく居ないと思いますが、もし気が狂って真似しようと思った方が居たら以下の点をご注意ください

・切断等を行う為、元の姿には戻せません。
・改造後、Bluetoothはオンにしないようにしましょう。電波法違反になります。(Bluetooth機能を使っている人居ないと思うけど...)


エントリーモデルとは?

2021年冬には再販も決定したSOUND VOLTEX用公式専用コントローラー!
以下が売りのポイントです。

・お求めやすい価格(16,280円)
・静音性に優れるラバーコンタクト(接点ゴム)式のボタン
・「SOUND VOLTEX ULTIMATE MOBILE」(スマホ版)に対応予定。

SOUND VOLTEX ULTIMATE MOBILEは2019年冬配信予定です(クソでか大声)

使用感、改良方法等はエントリーモデルを救いたい1をご覧ください。


必要なもの

・ボタン
今回はお馴染みAliExpressで購入しました。

三和ボタンが1個買える値段で中華ボタンを5個買うことができます。圧倒的コスパ!(もちろん三和の方がクオリティは高いけど)



・マイクロスイッチ、バネ

中華ボタンについてくるマイクロスイッチは激重だったりするので別途用意しました。

50g
https://www.monotaro.com/p/3903/6566/

100g
https://www.monotaro.com/p/3909/8613/

また、中華ボタンについてくるバネは激重だったりするので別途用意しました。(販売者ゴリラなんですかね?)


新筐体(Valkyrie model)のボタンは以下の一体型スイッチのようで、どうやらバネ20g + マイクロスイッチ100gらしいです。

これに合わせて三和の20gバネとオムロンの100gマイクロスイッチを使おうとすると新筐体より重くなってしまいます。(一体型の方がストロークが短くて軽く感じるのかな...?)

色々試した結果、私は
BT: バネ60g + マイクロスイッチ50g
FX: バネ20g + マイクロスイッチ50g

に落ち着きました。



・専コンのボディ

画像2

木材等加工しやすい素材で新しく作るもよし、エントリーモデルのボディの余計な部分を切り取って流用するもよし(プラスチック硬すぎて挫折した)

この用意が一番大変です。ここさえどうにかなれば楽にボタン換装できた。


・回路作成に必要なもの

ブレッドボードにジャンプワイヤ、過電流防止の抵抗など。
また、スイッチとの接続のためのはんだ or 圧着端子も。


・工具など

エントリーモデルの分解に必要なT10トルクスドライバーやプラスドライバー、つまみを外すのに必要な2mm六角レンチなど


いよいよ製作を行っていきます。

製作①:エントリーモデルの分解

画像3

ここの端子を外し、目に見えるねじを全て外せば分解できます。

画像4


この中で使うのは緑色の基盤と、つまみと、上の画像の下から二番目の板の

画像5

ここの部分です。頑張って切り取りました。



製作②:ボタン&つまみの配置

画像6

作ったボディにエントリーモデルより取り出したつまみとボタンを設置しました。



製作③:配線

画像7

分解時に抜いたこの端子がスイッチの信号ピン等となっています。画像の右側から以下のようになっていました。

01:  BT-A
02:  BT-B
03:  BT-C
04:  BT-D
05:  FX-L
06:  FX-R
07:  未使用
08:  STARTボタン
09:  未使用
10:  GND(電源の負極とつながるところ)

画像8

それぞれの信号ピンとスイッチと抵抗とGNDを上の図のようになるよう接続しました。

画像9

かき集めた素材での配線なので色もめちゃくちゃ。時限爆弾かな?



完成!

結果としてつまみと基盤のみ流用した自作コントローラができました。

画像10

使用してみた動画です。そふらんちゃんをやりました。

ちゃんとしたボタンを使ったので使用感は皆さんご存じの通り。静音化したらエントリーモデルより静かかも。




換装した感想

ボタンを換装した感想ですが、まともな工具がないDIYは苦痛でした...

これからボルテの専コンを買おうとしている人は、是非ちゃんとしたボタンのコントローラを購入することをおすすめします。私は使ってないので詳しくはわからないけど、

エントリーモデルよりも安いYuanconや、

ボルテ版PHONEXWANとも呼ばれ、評価の高い(?)FAUCETWO

など。

実力にかかわらず、良い環境でプレーするというのは楽しいものです。初期投資はケチらずいきましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
良いお家ボルテライフを。

画像11



あしたの記事はBokutsun君の「音楽ゲーム攻略本(税別1180円)」です。有料noteかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?