「よく見えないけれどカラダによいメガネ」を試した話
きっかけは、昨年12月。
大学の先輩が「視力が上がった話」をしてたこと。視力が上がるメカニズムにも納得できる部分があるし、ちょうど東京出店日のタイミングがあったので、自分でも試してみようと「千里堂メガネ」(※本店:北海道)の扉を叩いてみた。
〈目のメカニズム〉
近くを見る時は寄り目がちに、遠くを見るときは目を離して見ている。
いまの(2022年12月)の私の状態は、寄り目は超得意。遠くを見る、遠くにピントを合わせるのがうまくいかない状態。
〈メガネを作る時〉
一般的に、メガネを作る時は遠くが見えるように作ることが多い。日々の生活で近くを見ることが多い場合も、本当にその視力は必要なのか?
遠くを見るためのメガネで近くを見続けると、メガネと目の動きの矛盾が生じる。
(遠くを見るためのメガネは「目が離れた動き」をさせるはずなのに、近くを見ているため「寄り目状態」が続いている)
1.0見えるように作ったメガネでも、目が矛盾に疲れて、0.6くらいの見え方になるように最適化してしまう。
…という説明を聞き、今回試してみたのがこちら。
〈試してみたこと〉
私は普段、一日中PCを使う仕事をしているので、近くを見ることがほとんど。
普段は遠くを見る視力は、ほぼ必要がない。
そこで、普段PCを見る際に最適な目の使い方をキープするための状態を作る。
PCを見る時も、寄り目の状態→少し遠くを見る目の使い方ができるようにする。
この状態を続けると、目の使い方が変わって、視力が上がるかも?!
※人によっては見え方が変わらない、視力が上がらないことがある説明もされました。
私の場合、健康診断で「一時的にピントを合わせる機能が弱っている可能性がある」と言われたこともあり、説明に腹落ちしたので試しています。
【4ヶ月後】
2023年4月。千里堂メガネは北海道のメガネ屋さんで、東京には不定期にいらっしゃるため、少し間が空いての「目の状態を確認する測定会」。
(※今月からは、東京に「毎月・日数限定」で出店されます)
4ヶ月経ち、正直なところ、見え方の変化は感じていない。
ときどき、視野が広くなったかも?と思う瞬間はあった。
〈測定結果〉
目の動きやズレの確認、視力検査を行った結果、意外にも視力が上がっていた。
日々、じわじわ目の動きがちょっとずつ補正されてると、視力の上がり具合に気づけないものらしい。
視力検査は、目を細めて頑張って見た部分もあるので、リラックスした状態で見える範囲、実際の視力はもう少し低いと思われるけど、担当の方も驚きの結果だったらしい。
目の緊張が取れて、リラックスした状態で同じくらい(0.7)見えるようになると、メガネのレンズの度をまた変える必要があるとのこと。。
(遠くを見てる目が、また寄り目に戻って視力が下がるため)
※最初は視力が上がるのが早く、それ以上上がらないこともあるので、定期的な確認が必要。
まだ実感があまりないし、視力が安定するかも未知なので、もう少し様子を見つつ、今後どうするかを考えようと思う。
1万円でメガネが買える時代に、まあまあな投資額をかけているので、急に視力が変わって、メガネの作り直しが発生すると、懐がだいぶ痛い…。
レーシックやICLの値段より安いかもだけど、いままで持ってるメガネとコンタクトをどうするかも悩みどころだ。。。
(花粉症用メガネは基本外を歩く時用なので、そのまま使えそう。用途に応じて使い分け…?)
【余談】
昨年12月の測定後、連絡のやり取りをしていた公式LINE宛に、その時聞いた内容が合ってるかの確認のイラストメモを送り、裏取りをした。
今回は12月とは別の担当さんだったのに、このイラストのことを知っていて、担当全員が見てるっぽいことを知ったので、次回からネコの人認定される予感…。
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