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1歳半健診の指差しテストとは?その内容と重要性を解説
1歳半健診(1歳6か月児健康診査)では、指差しの能力が重要な発達指標の一つとして確認されます。ここでは、指差しテストの概要とその重要性についてまとめました。
指差しテストの内容
絵本や動物の絵を使用
絵本を見せて、「ワンワン」や「ニャーニャー」など、知っている動物を指さすことができるかを確認します。日常的な物の認識
身の回りの物や玩具を指さして名前を言えるかどうかをチェックします。共同注意の確認
検査者が物を指さしたときに、子どもがその方向を見るかどうかを観察します。
(例)この中で「さかな」はどれかな?指さししてみよう!
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指差しの重要性
コミュニケーション能力の指標
指差しは、子どもが自分の興味や要求を他者に伝えるための重要なコミュニケーション手段です。言語発達との関連
指差しは言語発達の前段階として重要で、後の語彙の増加にも関連があります。社会性の発達
他者と興味を共有する能力(共同注意)の発達を示す指標となります。
指差しができない場合
個人差の可能性
発達には個人差があるため、指差しが少し遅れることもあります。発達障害の可能性
自閉スペクトラム症などの発達障害がある場合、指差しが見られないことがあります。専門家の評価
指差しだけでなく、他の発達指標も含めて総合的に評価されます。
指差しを促す方法
日常生活での練習
散歩中や絵本を読むときなど、日常的に指差しを使って子どもとコミュニケーションを取ります。アイコンタクトの強化
子どもと視線を合わせる機会を増やし、基本的なコミュニケーションの基礎を築きます。興味を引く物の活用
子どもが興味を持つおもちゃや絵本を使って、指差しを促します。
1歳半健診で指差しができない場合でも、すぐに心配する必要はありません。しかし、他の発達指標と合わせて専門家の評価を受け、必要に応じて適切な支援を受けることが重要です。
日常生活でできる簡単な練習や、興味を引くアイテムを使って、楽しく指差しを促してみましょう。お子様の健やかな成長をサポートするために、ぜひ参考にしてください。
練習用のイラストはこちらにまとめました!
是非ご活用ください!
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