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『著者として成功する方法』連載にあたって

自費出版から商業出版に至るまで、著者として成功する方法を連載します。さらに連載したことを整理して出版に至るまでの実例を示そうと目論んでいます。

まず書きたい項目を列記してみました。書きたい項目の書き出しが200以上なければ一冊の本としては材料不足です。これは本作り準備の初歩の初歩、キーワードメモ(ネタ帳)作りの一例でもあるのです。

『著者として成功する方法』というテーマならば、業界経験も長いのでお手のものです。3時間ほどで230項目の書き出しを終えました。

これを見れば作りたい本のことだけでなく、このnoteでどのような連載を考えているか、その一端を垣間見ることが出来るでしょう。

まだ未整理なので順不同ですが、今日考えた項目を紹介します。このあと目次案として整理して、noteの連載も始めます。

【ネタ帳(キーワードメモ)】

【なぜ出版なのか】
出版とは何か?
本はクラスメディア
本の利点、ネットの利点
なぜ本が生き残ったのか
読み返すたびに新たな気付きがある
自費出版と商業出版
お金を払って得たい情報ですか
あなたの本は百分の1
新刊点数、毎日200点以上(年8万点)
変わりようのない本の価値

【商業出版】
≪知っておきたい基礎知識≫
商業出版とは何か?
著作権と出版権
そもそも印税って?
検印紙の話
高度経済成長と「検印省略」
検印に代わる出版契約の重要性
印税率、最低保証、実売or印刷部数
総合出版社と専門出版社の選び方

≪商業出版で本を出す方法と留意点≫
商業出版への企画売込み必勝法
著作権確保と二次利用についての条文
講演会等への自分の著作の仕入れ条件
出版契約のひな形は書籍協会
電子書籍の登場で出版契約も変わった
出版社との付き合い方
企業のリスクと個人のリスク

≪資料と参考文献≫
<商業出版契約例>
<出版契約に関する文献紹介>
<出版税務に関する文献紹介>
<翻訳出版・外国語出版に関する文献紹介>

【自費出版】
≪知っておきたい基礎知識≫
宮沢賢治、島崎藤村、夏目漱石、小泉信三
リアル鬼ごっこ、佐賀のがばいばーちゃん
柳の下にドジョウが三匹
金太郎飴、どんぐりの背比べ
自費出版⇒商業出版⇒自費出版
もともと出版は個人事業だった
ネット時代と自費出版の可能性
不要になった出版社のネームバリューと営業
自費出版に群がる悪徳業者
自費出版に仕掛けられた印税名目のワナ
出版社もピンキリ、知名度も当てにならない
企業名が「出版社+〇〇」は別会社
共同出版とコンペ商法
自費出版に印税はあり得ない(錯誤商法)

≪自費出版で本を出す方法と留意点≫
自費出版本の所有権が明暗を分ける
必ず複数の出版社に見積り依頼
出版契約書も複数の出版社から取り寄せる
自費出版とネット書店占有率
自費出版と初版部数、重版の原価率
原価率だけで定価は付けられない
小さく生んで大きく育てよう
入れ物(装丁とページ数)を先に決める
製作費見積りの遅い出版社
出版社の知名度に騙されない
印税を提示する出版社は信用するな
安ければいいわけでもない
マイホームと自費出版の共通点
自分の本を買う愚かしさ
自費出版の契約書の比較検討
就業規則の副業禁止条項と自費出版
著者の仕事、編集者の仕事

≪資料と参考文献≫
<具体的な目安金額一覧>
<制作委託契約書例>
<販売委託契約書例>

【電子書籍とオンデマンド出版】
≪知っておきたい基礎知識≫
実績作りは電子書籍が最適
電子書籍との付き合い方
細分化して出版点数を増やす
電子書籍はタイトルが全て
小項目ごとの本文文字数を決める
Kindle Unlimitedを取ってみよう
読みやすい電子書籍を探す
オンデマンド出版の話

≪たったこれだけで電子書籍が出来る≫


【出版企画】
≪本の企画を考える≫
出版社にとって企画書とは何か
自分の本の作り方
タイトルで企画内容が決まる
出版実績は作ればいい
プロフィールから書いてみよう
マーケットインかプロダクトアウトか
売込みの基本は原稿+企画趣旨
なぜ自分の本を作りたいのか
類書の溢れる本屋さんの恐怖

≪企画書の書き方、持ち込み方≫
本業はネタの宝庫
類書との差別化が出版企画の肝
類書を網羅して気付きをメモする
まだ見ぬ人に届けたい
子供の本の選択は母親が9割
絵本は自動車、小説が戦国時代のわけ
出版社の企画書はチェックリスト
書名ノート、NHK出版の田村さん
アイキャッチと強烈な引き
長い書名、青春出版小澤社長
小田原評定の編集会議、草思社
日本全国多種多様(趣味の園芸、関西版スキー場ガイド)
出版社の企画書、著者の企画書
著者がブランド、パーソナルブランド
一冊の本にまとめた事業は無敵
ペンネーム(別人格)を使う訳
鮮明な著者像を演じる
ピコ太郎(古坂大魔王、古坂和仁)
企画書に書ける企画は意味がない
出版はクラスメディア
3万以上は失敗作グランプリ出版尾崎社長
読者はピラミッド型に分布
作りたい本のイメージに近い本を探す
ネット時代における出版事業
印刷部数と初版原価
<商業出版企画書フォーマット(JPS出版局)>
<自費出版企画書フォーマット(JPS出版局)>

【原稿執筆】
≪ネタ帳(キーワードメモ)から始めよう≫
箇条書きはアイデアリスト
言葉に置き換える習慣
考え続けることの大切さ
1日3000字書けば翌月には本になる
音声入力に挑戦する
完璧を求めると、いつまで経っても本はできない
長編は短編の集合体、源氏物語
最初の読者は編集者
読者目線で見なおす習慣
物書きになるな、著者になれ
手で書くより足で書け

≪ゴーストライター徹底利用術≫
本を作りたいのか原稿を書きたいのか
物書きになるな、著者になれ
ライター利用で筆力が上がる
大幅リライトを依頼してみる

[事前準備]
経歴を整理しておく
書名を考える
コンテンツを整理する
自ら進んで取材とネタ集め
資料を整理する
目次案を考える
類書を示してイメージを伝える
インタビュー時間を決める

[打合せ/インタビュー]
インタビューアの略歴を聞く
場所を選ぶ、時間を選ぶ
目次に沿って話をする
インタビュー時間と原稿量の目安
固有名詞等のメモを手渡す

[テープ起こし原稿と推敲]
テープ起こし原稿を元に追加取材を受ける
原稿に手を入れる
固有名詞や引用は著者の責任
ラリーを繰り返しブラッシュアップ
目次の再整理

≪売れてる本は構成力(目次)が違う≫
伝え方、コツ
簡潔で分かりやすく読みやすい
読者は読み飛ばす
読者は読み急ぐ
読者は著者には興味がない
読者の予備知識を把握する
文章の8割は読者の知識の整理
強調は比喩と類義語(同義語)を使う
昔ネタ帳、いまキーワードメモ
コンテンツ命、構成力
取材は出会いのチャンス
執筆前に取材用の名刺を作る
連想ゲームと徒然草
目次は本の俯瞰図
著者は構成力で差をつける
執筆力は目次に沿って書く能力
前書きと後書きにすべてを注ぎ込む
つかみとエンディングでファンはできる
一言を伝えるために1項目を使う
ひらがなの海に漢字を浮かべる
水戸黄門と起承転結と予定調和
「私は」と書くたびに読者は逃げ行く
高橋尚子と藤井聡太
縦組と横組みの違い
体言止め、ですます調とである調の優劣

≪出来る著者はアウトソーシングが上手い≫
一人だけど一人じゃなかった
芥川賞の寿命は半年
『日本列島改造論(田中角栄著)』の話
名文必ずしも良文ならず
実用書は執筆前に図表の整理
カタカナ語を翻訳すると見えてくる
場所を変える、相手を変える、やり方を変える
エピソードは? 根拠は? 
百均の茶碗と国宝級の茶碗
人を見て法を説く
ライターに書かせると文章力が上がる
書かない方が文章力が向上する
文才を求める読者などいない
なぜ洋服は人に作らせるのか?
誰もが出来ることの難しさ
締切りに追われて散歩三昧の日々
説得するな、納得させよう
説得はやむを得ず同意すること
納得は自ら思考を終えること
文章化と真実の鑑
話すように書くから書くように書くへ
1日400字で毎年2冊の本が出来る
食材なしで料理なく、メモ帳なしに本は書けない
石ころさえも掘らなければ出てこない
1テーマ、100項目以上の箇条書き
先ずは「つかみ」で勝負する

≪資料と参考文献≫
<書名ノートの例>
<ネタ帳(キーワードメモ)の例>
<目次案と箇条書きの例>
<この本の台割表の例>

【告知・宣伝】
著者発の情報発信が全てを決める
ランディングページで魅力と中身を網羅する
SEO対策抜きのネット戦略はあり得ない
告知と宣伝に総予算の半分をかける
オウンドメディアとトリプルメディア
ネット戦略は複合型+多重型がいい
SNSの友だち申請から始めよう
誰も買ってくれないところから始まる
売ることよりも読んでもらうことを優先する
読んでもらえば読者が増える
寄贈先、書評依頼先、プレスリリースの探索
<ランディングページの例>
<図書館等への寄贈の案内例>
<プレスリリースへの寄稿例>

【出版販売】
≪出版流通の仕組みと利用法≫
再販制と委託制度の黄昏
ネット書店で返品率激減
本の仕入れもIT化(ポスレジとデータ仕入)
売れる本しか売らないのが本屋さん
本は売れたときが怖い(見計らいの話)
出版社による差別化の終焉
著名出版社の凋落(営業力もブランドも無意味)

≪アマゾン一強時代の販売戦略≫
ネット書店とアマゾン一強時代の到来
ネット書店ベスト5とネット書店対策
著者に勝るセールスマンはいない
手売りの始まり手売りに終わる
ネット社会は口コミ社会
友だちの友だちは友だちだ

≪漏れなく、そしてメリハリを付けて≫
それでも本屋さんは本屋さん
著者だから出来る本屋さん攻略法
本屋さんの棚とレジまでの距離
<書店営業用チラシの例>

【その他】
意外と知らない「本」とは何か?
校正記号はJIS規格
本が出来るまでの工程表
製作原価とコスパについての予備知識
著者の仕事、編集者の仕事
これだけは知っておきたい出版流通の話
物まね商業出版、ぶったくり自費出版

人生なんてゴールのない周回コース
一周遅れりゃトップランナーになれる

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ついでに書名とキャッチコピーも考えてみました。

【書名案ノート】

商業出版vs自費出版徹底利用術/それぞれの利点と利用法、アクセス方法を徹底解析
出版業界の現状と売り込み方/出版社が飛びついてくる著者になるための10か条
商業出版における/出版契約の見方、考え方/印税支払い条件だけでない著作物の落とし穴
知らなきゃ損する/間違いだらけの自費出版/出版社は虎視眈々とカモネギ著者を待っている

自費出版初歩の初歩/今さら聞けない本作りの話と自分の本を作るためのAtoZ徹底紹介
自費出版完全完璧マニュアル/失敗しない出版社選びと編集者との付き合い方
売れた自費出版本、99の秘密/ベストセラーになった自費出版本の成功の秘訣を読み解く/商業出版じゃ生ぬるい。自費出版の利点をとことん利用する方法

著者になってパーソナルブランドを確立する方法/差別化はこのようにして実現する
出版もまた戦略なくして戦術なし/ランチェスター戦略でクラスメディアとしての本を徹底利用
著者を演じ切ってスターダムにのし上がれ/今日は昨日の続きでも、明日は転生する
IT社会では著者こそがブランド/企業組織なんてもう古い、個人発で差を付けろ

著者になって自分の本を作る方法/物書きになるな、著者になれ
著者になれば世の中が変わる/人生をリセットして、もう一人の自分を演じる方法
著者になるのは俳優になるのと同じ/成功の方法も生存競争や敗北の要因も同じ存在
ライターになるな、著者になれ/文章執筆は下請け作業、著者の価値は素材と構成力で決まる

名文必ずしも良文ならず/読まれる本の原稿はここが違う/本には本の書き方がある
アマゾン一強時代の/著作の告知と売り方の決め手/IT時代の本の宣伝方法と売り方はこれだ!
たったこれだけで年3冊は書ける/文章にこだわるな! 材料集めこそが執筆の原点
本の企画、本の原稿/出版企画の重要不可欠ポイントと原稿執筆のコツ

伝わる原稿の書き方/読者に伝え、読者を動かす原動力は、もう一人の著者としての自分
本の企画から執筆、発行まで/著者としての関わり方と留意点を工程別に徹底解説
本にする材料の集め方から執筆まで/著者になるための基礎の基礎を分かりやすく紹介
やってみよう!/著者ほど楽しい職業はない/本業はダメでも副業としての執筆は誰でも出来る

さ-てと、執筆準備もあるので連載開始は11月になると思います。

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