商いを学ぶ塾、子商塾 with 大分市豊府小学校PTAチーム ~売上計画&仕入れ編~
夏休みから、大分県大分市立豊府小学校PTAの有志と連携して、子商塾を展開しています。
子商塾は、木下斉さんが所長を務める地域を本気で変える人たちが集まる研究所「Locally Driven Labs(以下、LDL)」から生まれたプロジェクトです。
興味のある方はぜひジョインを。
今回、10月27日に開催される廃校を使ったほおのき秋楽祭に出店することを目標に、PUBLIC+チームと豊府小学校PTAチームが連携して、豊府小学校の子どもたちを対象に子商塾を実践しています。
廃校のグラウンドを使ったほおのき秋楽祭りに子商塾として出店!
売上粗利を理解して、売上目標を立てる!
売上を立てるための基本である売上総利益をまず理解するところから子商塾では、座学を進めます。
売上ー売上原価=売上粗利(売上総利益)
この引き算の概念を理解することから。
売上粗利計算を基に、売上目標を立てて、一杯当たりの売上原価や、何杯販売出来たら、原価を回収できる損益分岐点のことなど、逆算で、計算することで、単価をいくらにするべきか?何杯売れた原価を回収できて、手元にいくら残るとうれしいか?というところをみんなで考えていきます。
仕入れを行い、目標の微調整をする!
実際、仕入れをしてみて、材料費がどの程度かかるかお店や、仕入れ先から聞いたりすることで、販売価格の見直しなども微調整していきながら進めます。
常に基本の計算式、売上粗利=売上ー売上原価の計算式を何度も使って、計算しなおすことで、この基本の計算式を理解してもらいます。
今回は、カボスを使ったドリンク(販売目標30杯)と、ほおのき地区のお米(30キロ)も仕入れて販売予定。
当日出店用の屋台を作り、販売ロールプレイングをする!
当日は、10店舗程度の出店者と一緒に出店する予定です。
当日用の屋台を自分たちで組み立てができるように練習をしました。
実際に販売のロープレも実施して、お金のやり取りの仕方や接客の仕方、ドリンクを渡すオペレーションの役割分担など、実際に親がお客さん役になりロールプレイングをすることで、当日の出店イメージを具体的に膨らませます。
初回ロープレ動画はこちら
このロープレを踏まえて、接客の対応の仕方、「いらっしゃいませ、ありがとうございました。」を必ず言う、商品をお渡しするまでの時間を計って、短縮を図る改善をしたり、モノの扱い方など大事なことを教えることに。。
ある程度の当日の失敗は想定していますが、本番に向けて、できる失敗は全部して、お客さんを喜ばせることできるように当日まで練習をしていきます!!!
今回の子商塾、豊府小学校PTAの会長をはじめ、PTAに関わるメンバーの方と連携してコーチの養成も兼ねています。継続的な学びの場になるようにPTAのほうでも事業化を行っていく予定です。
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