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サステナブルファッションを考える

社会課題の解決に向けて活動されている方々を応援するPublicMindでは、どんなテーマを取り上げていくか日々ディスカッションを重ねています。

例えば、昨今SDGsやサステナブルといった言葉が注目を集め、広く地球環境を見据えたアクションが求められはじめています。とはいっても、お題目だけで終わることなく、私たち消費者が最初の一歩を踏み出しやすいモノはないだろうか?

そこで着目したのが、私たちの生活に最も身近なモノの一つ「衣料品」です。2021年秋から冬にかけて「サステナブルファッション」を軸として3名の方へインタビューさせていただきました。

植物由来の新素材でサステナブルな服づくりを進めるKAPOK KNOTの深井喜翔さん

「文化を纏う」をコンセプトに使われなくなった生地をアップサイクルするrenacnattaの大河内愛加さん

色で素材を循環をテーマに、廃棄繊維をアップサイクルするカラーループの内丸もと子さん

また以前ご紹介した、生地を無駄にしない直線断ちの伝統的な衣料品を作る石徹白洋品店の平野馨生里さんもサステナブルファッションの一つと言えます。

「環境にやさしい素材」「使われていなかった素材の活用」「廃棄された繊維の活用」「伝統に根ざして材料を無駄にしない」

サステナブルファッションの定義は幅広く、絶対的な正解はないと思います。私たちPublicMindとしても、特定の「サステナブル」を強要するつもりはありません。何よりもインタビューした皆さんに共通していたのは「サステナブルだから選ばれる」ではなく、「商品そのものの良さで選ばれ、気づいたらサステナブルだった」というモノづくりをされていること。モノづくりへの妥協のない姿勢に、とても学ぶことがありました。

これからも私たちPublicMindはサステナブルファッション、そして取材させていただいたKAPOK KNOTさん、renacnattaさん、カラーループさん、石徹白洋品店さんを応援していきます。

みなさんのご感想を、コメント欄を通じてお聞かせいただけると嬉しいです。

(お知らせ)
石徹白洋品店さんは東京銀座のThe Craftedに期間限定で出展しています。
期間:2022年2月4日(金)~3月27日(日)
会場:The Crafted GINZA 東京都中央区銀座1 丁目6-2  1階
   https://thecrafted.jp/

期間中に石徹白洋品店の平野馨生里さんとKAPOK KNOTの深井喜翔さんのオンライントークイベントも開催予定です。詳細は改めてご連絡します。

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