スモークの使い方と判断
典型的なスモークの使い方一覧
足元に投げるスモーク
メリット:
・周りの情報が整理しきれない場面などとりあえず足元に投げる事によって一時的にダウン確率を下げる事が出来る
・必要なスモーク数が少なくて済む
デメリット:
・周囲への視界がないので周囲に対してプレッシャーが掛けられない(突貫に弱い)
※落ち着いたら周囲にプレッシャーを掛ける為視野を広げる為のスモークが必要
(この際車両が撃ち込まれて居なければスモーク中車両TPPで情報を取りながら情報を整理しても良い)
また足元に投げるスモークの中には後述するような一時的な車両を守る必要があるケースでスモークが有効になるので書いておく
一時的に車両を守る為のスモークの使用例
ex:中〜終盤、際の安置内のポジションに車両を守れる場所がない場面でギリギリまで安置外で車両を守り、安置が変わるまでの間安置内にスモークを焚いてそのポジションで車両を守り、安置が変わった時突貫など次の安置で車を使ったムーブの選択肢を残す
※スモークで守るだけでは車両が守りきれない可能性が大なのでスモークポジションで
・スモークを複数焚いてモクへの決め撃ちが当たる確率を減らす
・一台車両を遮蔽にしてでも他の車両を割らせない
・安置切り替わった後のムーブ判断を早くする
など車両を割らせない工夫を考える。
ex:盤面コントロールの際ニアポジション(リンク先1枚目画像②)を取っている人を回収して安置内に入る為のスモーク
※ニアポジションに入っている人は車両が割られるリスクが大なので盤面コントロールの際は最後にニアポジションの人を拾って安置内に合流する事も話し合っておく
ex:突貫の時などタレットを置くポジションを作る為のスモーク
※ムーブ中にスモークでタレットポジションを作った上で突貫する場合、周囲のタレットポジションへのヘイト状況を確認する(タレットポジションを作っても車両が割られたりなど突貫に合流出来なかったら意味がないので)
敵側に投げるスモーク
メリット:
・自分達の視野が確保出来る(周囲に対してプレッシャーがかけやすい、突貫に対して対処しやすくなる)
・敵が自分達に対しての位置把握がしづらくなる+視野が取りにくくなるのでアクションしづらくなる
デメリット:
・周囲の情報を的確に把握しておく必要がある
・スモークの量が足元に焚くよりも必要な時がある
特殊例:車両を使った流し、ロードキル
敵側にスモークが焚かれている事により敵が有効的に撃てる射線エリアが減らせるので車両を使った流し、ロードキルのダウンリスクが減らせる
ex:PMJL s3 phase1 day7 round5 最終局面SGvsPVX(5:15:40くらい)
※車両を使う選手も同様に視界が悪くなるので遮蔽物の位置は予め確認してぶつからないよう流し、ロードキルをする必要がある
モクロード
1スモークロード
①
メリット:
・少ないスモーク量で進行出来る
デメリット:
・目的地に対する視野がない
②
メリット:
・少ないスモーク量で目的地に対する視野を確保して進行出来る
デメリット:
・高低差がなくても無遮蔽な射線も出てくる為的確な敵位置把握が必須
2スモークロード
メリット:
・高低差がある場所と目的地以外には1スモークロードより有効なスモークロードで目的地に対しての視界も確保した状態で進行出来る
デメリット:
・1スモークロードより2倍のスモーク量が必要
ここだけは押さえておきたいスモークを投げる時の判断の基本
・基本的に周囲の情報が整理しきれていない時は足元に焚く(その後車両TPPなどを駆使し情報が整理出来てから視野を広げるモクを投げる)
・情報が整理出来ている時は視野、決め撃ちの被弾率を下げる為に出来る限り敵側に焚く
(敵側に焚く時は地形の高低差も考慮し遮蔽が切れる位置に投げる)
・接敵している敵に対してのスモークは敵の視野やエリアを減らす為に投げる事を意識する
(ex:敵からのアクションを減らしたい時、車両を流す時)
・車両がスピードに乗る前から射線を通されるポジションでは車両が出る所にスモークロードを作り、加速するまでの被弾量を減らす
・タレットを置いて突貫する時のスモークロードは突貫先に対してタレットが視界を取れて他射線から射線が切れるスモークロードを作る
終わりに(スクリム初心者向け)
基本的にスモークが必要な場面は終盤がメイン
終盤は特にタスク量が増えるのでその場で考えて投げるよりかは予め有効的なスモークの判断基準を頭に叩き込んでおいてその場でアウトプットするだけになれるのがベスト。
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