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【タカバタケ】#14『2台のピアノによる「残酷な天使のテーゼ」』

連載開始27日目。いよいよ、物語は#27になりました!
久しぶりに、タカバタケにお話しが戻ってきて、少しゆったりしましたかね。
激流と言うよりも、8章はかみしめる章と言った感じですかね。
9章からはまたまた急展開になりますので、楽しみにしていてください!

ところで、7章の最後当たり、あの演出見てもらいましたか!
『あの』って言ってわかりますかね……序章や3章の1にも伏線貼って降りたやつです。
私は、一人称の小説しか書けないんですね。
キャラに感情移入してしまって。。。
で、ですね。神の視点を自分では書かないようにしているんですね。
どうしても語句説明的なシーンには誰でも無い第3者を使いますが、第3者の視点であっても、物語に存在する誰かでありたいんですね。
#25を読めば、私がこう言っている意味が解る……と思います。
自分で思いついた時は鳥肌が立ちましたけどね。
さあ、皆様にはどう感じてもられるか、楽しみです!

それでは、例となる『タカバタケワンシーン』の記事の本編に入ります!

本格派ロマンティック・サイエンス・フィクション!
ヘッダーは【タカバタケ】で検索!

「あのー、どうして僕なんですか?」

「おいおい、ノボー。いまさら何言ってんだよ、今までの話聞いてなかったのかよ? 地球から使命のご指名があったんだよ、大天才さん!」

「いや、ヤマバ、そうじゃなくて、なんというか……」

 困惑しているタカバタケに、私はできるだけ柔らかい声をかける。

「タカバタケさん、あなたが不安なのもわかります。
これからじっくり時間をかけてそのあたりも理解いただくことが、発見のためには不可欠だと考えています。
今はあまり深く考えず、まずは、ただ受け止めてください」

「そうそう、なあ祝賀会しようぜ! いいワイン開けるからさー」と言うヤマバの弾んだ声を遮り、「ごめんなさい」と言ってタカバタケは部屋を出て行ってしまった。

「なんだよあいつ……」とヤマバは心配そうに呟いた。

【Dr.タカバタケと『彼女』の惑星移民】#14
本編より


困惑するタカバタケ
見つめるS.H.E


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