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化石級のゲーマー、乙女ゲーを始める。②

・ときメモGS4に出会う

 某ラップバトルコンテンツのために2次元用アカウントを作り、オタクライフを楽しんでいたある日、とあるゲームに関するツイートをしばしば見かけるようになります。

 日常的に家庭機ゲームを楽しんでいる方が多いタイムラインだったため、はじめのうちは「なんか楽しそうなゲームがあるんだなぁ」と深く気に留めていませんでした。

 しかし、そのゲームのキャラの名前を呟きながら、いかに彼らが尊いか語り散らすツイートの様子が尋常ではなく、私自身も次第に興味を示すようになります。

 そのゲームこそがときメモGS4。


「夜ノ介様」「七ツ森」「ダーホン」。

 知らないながらもタイムラインから受動的にキャラの名前を覚えつつあったある日、フォロワーさんの推しとしてこのゲームのキャラクターを描くことになりました。

柊 夜ノ介くんです。


・公式のプレイ動画を見る

 キャラを描くも何も、ときメモのことは本気で何も知りません。

「まずは何かしら見てみよう」ということで、公式から配信される声優さん自身が冒頭部分をプレイしている動画を視聴。

ふーん、センター分けの落ち着いた子なんだ。 

高校生で座長さんなんだね。すごい!

ん?何でコロコロローラーとバラの花束、一緒に持ってんの?

様子がよく分かりません。


参考にするため画像検索もしてみました。

チキンが好物なのかな…

やっぱり様子がよく分かりません。


 様子がわからないまま、なんとか描いてみたものの、分からないことが多すぎて興味は募る一方です。


・switch購入への道のり

 ときメモへの興味が募っていた頃、Nintendo onlineでMOTHERシリーズの配信が始まりました。

 両親の影響で糸井重里さん関連の製品を愛用しており、糸井さんの息がかかったものに絶大な信頼があること。以前、友人からMOTHERシリーズがいかに素晴らしいかをさんざん聞かされたこと。MOTHERに興味があることをツイートしたら数名のフォロワーさんから「MOTHERめっちゃいいのでやってみてください!!!」と強烈におすすめされたこと。


 ときメモへの興味はあったものの、ゲーム下手な上にそもそもswitchを持っていなかった私にとって、MOTHERシリーズがswitchでプレイできることは、switch購入への強烈な後押しになりました。


・満を持してswitch購入。

 switch購入意欲が高まる一方、私生活は散々でした。

 結婚を機にライフスタイルが一変、無理が祟って精神的な理由で休職。半年かけて心身を整え、復帰に向けた産業医面談までこぎつけたものの、やはり復帰は難しく退職を選びました。


 退職金。鬱々とした日々との手切れ金。

 あぶく銭ではないけれど、ある意味なかったお金みたいなもの。どうせならその一部から自分が喜ぶものをひとつだけ買っておきたい。


それならswitchがいいな…


 そんな風にぼんやり考えていたらあっと言うまにswitchポチってしまった。

退職金まだ入ってないのに。




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