【棗いつき×堀江晶太】「ストラゴヴィコス」がやばい。

限界オタク、心からの叫び。(一応ネタバレご注意下さい。)

こんにちは。

現在、2024年1月20日19時30分。

私は限界オタクを極めております。

その原因がこちら。


棗いつき×堀江晶太「ストラゴヴィゴス」

…え???

「堀江晶太」さん….?????????

え???あの堀江晶太さん!?!?!?!?!?!?!?

我ら、いにしえのボカロオタク皆にとって育ての母。

「KEMUVOXX」の「kemu」さんと聞いて、知らぬオタクはいないでしょう!

あの、堀江晶太さん!?!?!?!?!?!?!?

というわけで感情が一向に収まらない記事です。
中身は書きながら決めます。



1.人生が、運命が堀江晶太を離さない

すごいタイトル
ボカロオタクで名を知らぬは嘘でしょう。
「堀江晶太」

ボカロ時代のクリエイターズユニット
「KEMUVOXX」での代表作は数知れずですが
無礼を承知で代表曲を挙げていくと

「地球最後の告白を」(←大好き。私のボカロ感を変えた1曲)

「六兆年と一夜物語」

「カミサマネジマキ」

これ以上あげてくとキリがないので差し控えますが、
ボカロを聞いたことある人なら、面識のある曲ばかりじゃないでしょうか?

そういう時代の人です。まさに神。

私の中学生時代、ボカロという文化を浴びるにあたって
外そうにも外せない存在と言っても過言ではなく、
昼夜問わず、狂ったように聞いていたのが今でも思い出されます。

そうして、私が高校、大学と進学するにつれて
ボカロからもだんだんと距離が離れていき
「青春時代のあの曲」みたいになったくらいのころ。
とあるアニメに激ハマリします。
その名は

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

もう一生このアニメを超すアニメに出会えないんだろうってくらい
TV版アニメ+外伝+劇場版で見事撃沈。
劇場版は生まれて初めて劇場を周回した記憶があります。

そして曲がまたいいんですよ、これが!
例えばTV版OP曲の

「Sincerely」

ボーカルがTRUEさんと心を包み込むような柔らかな歌声が
特徴の本曲。アニメを見た人なら誰しもがその表現の美しさに
息を呑んだことでしょう。

いやあ、TRUEさんの歌声いいよなあ…うんうん…
で、作曲担当は…


「堀江晶太」


…え?????????

あ、あなたさまは、あの「kemu」さんから名義を変えられた
あの堀江晶太さん…!?!?!?

知ったときの衝撃といったらもう。
通学中の列車内、発作か?ってくらい息が乱れておりました。

そうか…こんなとこまで刺さる曲を俺に…

一人しみじみと感激していましたね。

で。

月日は流れ。

今日。1月20日。

「ストラゴヴィゴス」/堀江晶太 feat.棗いつき


・・・


初見の文字列を見た時のそれときたらもう、
「衝撃」なんてもんじゃありません。

「俺の人生、堀江晶太からは逃げられないんだな…」

もはや諦観の域。

一応整理すると私の渡った界隈の順番で

「ボカロ」→「アニソン」→「歌い手」

これら全てに堀江晶太さんが嚙んでるの、エグないですか???
タイトルのはそういうことです。

もう人生が堀江晶太って人の曲の味を知ってしまってる。
多分生きてる限り、あなたの曲は一生付きまとって離さないでしょう。

今後ともよろしくお願いいたします。




2.ストラゴヴィゴスの感想

こっちが本編。

まず、冒頭の出だし。

この強烈な一撃!!!

最初の1フレーズからバッチバチにキマってるのが
とにかくカッコいい!!!

というか全体的にめちゃくちゃたむの声のノリがいいんですよ!
いやあだって堀江晶太さんだもんね!!!
そりゃあたむも気持ちよいくらい声が出て当然です!

で、ここぞとばかりにタイトルロゴがすぐさま画面を占拠します。
もうMVも中ニ心くすぐるというか、疾走感といい
電撃が弾けるような、アグレッシブさが曲のそれと相まって
曲全体の破壊力が倍増してますよね!

なんならこの曲、間奏まで堀江晶太さん感っぽさがあって
古いネットに住むオタクとしてはそこすら甘いんですわ。

そして低音がガンガン鳴り響くAメロ。
その道中でこんなフレーズが。

「Go? Not to go? Which would you choose?」

そう、まさかのコールパートです。
英語コール、キターーーーーーー!!!!!(ライブ1週間前)
まあ覚えるんですけど。

仮にこの曲がラストだとしても、全力で声出せそうです。

そうしてすぐ、畳みかけるように降ってくるサビ!!!
ちょっと変則的でうねるようなキーの取りがたまらんですな!!!
これに合わせるたむの声も、思わず笑みがこぼれてしまうほど
めちゃくちゃ気持ちいい!!!
高音の響き方や「先天性」のフレーズ部の強烈なブレスetc…
いやぁ最高ですね!!!
ボルテージブチ上がり、テンションMAX!!!

そしてサビ最終で来る静寂部、

「いま変わるバランスが「僕」へ傾いた」

この部分。
すっと、波の引くような演出、ニヤニヤしちゃった。
あ~たまらん。

そして2番。
続くはラップパート!
もうここのキマりかたもえっぐいの!!!

どんどんとパート全体にクレッシェンがかかっていて、
静かめなフレーズのラップから徐々に
力強いワンフレーズごとのリリックへ変貌する様には
心のフロアが大沸騰、間違いなし!

というかたむのラップパート、マジで好きなんだよな…
「空想//幻想//Motivation」みたいなラップメインの曲も
もっと増えないかな…

強烈なラップの後にはつかの間の休息替わりといわんばかりに
落ち着きを取り戻しますが、勘のいい人はお気づきでしょう。
これを「嵐の前の静けさ」といいます。

それを指し示すようにMVに流れるはエレベーターのカウントダウン。

そこで再び火が付くのは

「Go? Not to go? Which would you choose?」

のコール!!

コールが轟轟と燃え広がった先で荒ぶるたむ!!!

ひとしきり暴れ終わったあとは即座にギターがその荒ぶりを引き継いで
間奏のボルテージを盛り上げます。

そして、息継ぎのようなラスサビ直前。
「さあ、いくぞ!!」と言わんばかりの一呼吸。

ラスサビ!!

キーが上がる!!!
うおおおおおおおおおおお!!!!!!

たむの声ってやっぱり高音が響くのあって
キーの上がるラスサビでめっちゃ映えるの、いいのよ!!!
すっごく力強く、パワフルな歌声が
これでもかと脳天に響き渡るんですね、これが!!!

そしてこれでもかとブチ上がったテンションの後にお出しされるダメ押し、

「The struggle of egos over which to choose
 But we know which one we should choose」

ハッピーエンド、未来感を感じさせる清々しい締め。
一流はブチあげたテンションのケアまで怠らないと!

あっという間の3分32秒。

心も身体も、もう灰同然です。

最高の、3分半でした…




3.終わり

これ、ライブの表題曲ってマ…????

ってことはこれライブで歌われるってコト…?????

もう楽しみ通り越して、怖いです。
ライブ後に人の形を留めていられる自信がありません。

だってこれに「AIとCodeQの果て」が確定してるんですよ?????
終わりですよ終わり。

もし液体みたいな生物がいたら私です。
会場で見たら優しく掬ってください。

以上、どうしてもこの熱量を書きとどめなければ気が済まなかった
トレミーでした。


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