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あなたと気持ちと距離

友人がギターを手に入れてとても嬉しそうにしていた。その人は私がギターを弾いたらそれに合わせて歌ってくれた。私はその人の楽しそうなその気持ちに触れる事ができて嬉しかった。

友人が病気だって事を教えてくれた。その人は素敵な音を奏でることを私は知ってる。だから私はそのことも含めてその人をもっと好きになった。そしてそれを教えてくれたことでやっと近づけた気がして嬉しかった。

友人が秘密を告白してくれた。私の想像を遥かに超えていた。でも伝えてくれた事が何より嬉しかった。私はその人とその結婚相手の生き方をリスペクトできると思った。私は下手くそなギターを弾いた。結婚相手が一緒にセッションしてくれた。そしてその友人はそれを見ながら微笑んでいた。嬉しかった。

私が小さい頃、父はフォークギターで当時の歌謡曲のコードを弾きながら母と楽しそうに歌っていた。私も知ってる曲は一緒に歌った。
中学になってから父に頼んでギターのコードを教えてもらった。大好きな歌のイントロのコードだけでも弾けるようになりたいとおもった。
私にとって楽器は楽しい時間を作ることのできる最強のアイテムだ。音は魔法だ。
私に音楽の才能はない。ただ好きだったんだ。綺麗な音に集まる楽しそうな人達や寄り添い合う気持ちが愛おしい。
君のその音が私には必要なんだ。



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