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健康科学の教科書~エッセンシャルヘルスケア~

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本当に健康的な生活習慣を手に入れるため、最新の健康科学を学んでいます。 この知識をアウトプットしていくことで、健康科学の教科書が出来上がるはずです。 もう二度と、体調が悪くなって…
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#健康科学の教科書

【スーパーフード】キノコの凄まじい健康効果

どうも、NOVAST®ヘルスコーチの中村です。 今回は意外にもスーパーフードな『キノコ』について紹介いたします。 これを読んだらついキノコを買いに行ってしまうこと請け合いです。 キノコはスーパーフードだったスーパーフードとはカロリーがそれほど高くないけど健康効果の高い微量栄養素を多く含む食品のことですが、なかでもキノコは微量栄養素が豊富で免疫力を高める効果が高く、注目されています。 コロナウイルスの第7波が危惧されていますが、免疫力を高めるキノコは絶対に食べてほしい食材のひ

睡眠時間は何時間がベスト?

どうもNOVAST®ヘルスコーチの中村です。 現代社会では時間がなくてつい睡眠時間を削ってしまいがちですが、確実に不調を感じるのでやっぱりよく眠った方が良いのは間違いありません。 睡眠時間については、いろいろ言われていますが、実際何時間眠るのが身体にとってベストなのでしょうか? 今回も障害予防の観点から、科学的根拠に基づいて解説していきます。 最適な睡眠時間は7~8時間結論から申し上げますと、最近の睡眠科学では7~8時間眠った方が良いということです。 世の中ブラック企業ばか

運動の健康効果について

どうも予防栄養学アドバイザーの中村です。 私は理学療法士もしていて、普段は運動を使って治療(運動療法)をしているのですが、この運動療法は障害予防としても用いることができます。 運動が健康にとても良いことは周知の事実ですが、今回は『どのような運動を』『いつすべきなのか』について書かせて頂きますので、ご覧いただけましたら幸いです。 絶対にやってほしい運動はウォーキングどのような運動が健康に良いのか? ずばりウォーキングです。 定番ですが、ダイエットのため、筋力を衰えないようにし

危険なジャンクフード!

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村です。 ジャンクフードはお好きですか? 私も以前は大好きでしたが、予防栄養学を学ぶようになってからは一切口にしないようになりました。 もはや近年の麻薬とも言えるジャンクフードについて解説していきます。 ジャンクフードとはジャンクフードとは、お菓子やジュース、甘い食べ物、酸化していると思われるサラダ油(大豆油など)で揚げたフライ類、炭水化物だけで構成されているような食べ物のことを言います。 これらは『カロリーは高いけれど重要な微量栄養素は

これは罪深い!肥満の原因になる超加工食品

どうも予防栄養学アドバイザーの中村です。 今回は誰でもやっていると思われる「コンビニ弁当やお惣菜で済ませる」という悪い習慣が、肥満や生活習慣病の原因になっていることについて解説します。 どうしても家で作るのが面倒くさい。 お弁当を持っていくより楽でいい。 朝から作っている時間がない。 容器を洗わずに捨てられる。 もはや安上がり? こうした理由で自宅で料理をしない方が多いかと思います。 かく言う私も勉強する前はコンビニの常連でした。 なんんらお昼だけでなく夕飯もコン

飲み物で摂れるスーパーフード3選

どうも予防栄養学アドバイザーの中村です。 健康志向の強い方はスーパーフードというとつい試したくなりますよね。 今回は知らずに摂っていたけど「実はめっちゃすごかった」というものを紹介します。 ちなみにこの健康科学の教科書では『カロリーは低いが予防医学的効果の高いもの』をスーパーフードとさせていただきます。 緑茶まず紹介したいのが皆様も毎日のように飲んでいるであろう緑茶です。 これは有名ですがポリフェノールの『カテキン』が含まれています。 ポリフェノールにはいくつかの分類がある

コレステロールが悪いと洗脳されてしまった現代人!

どうも予防栄養学アドバイザーの中村です。 コレステロールや飽和脂肪酸と聞くと何だか敬遠してしまうという方がいらっしゃるかと思います。 それも仕方がないでしょう。 私も小さいころからバターよりもマーガリンが食卓に用意されていました。 実は以前はコレステロールや飽和脂肪酸が当然のように心臓病や脳卒中と関連しているとされていました。 いまだにそのように指導されているドクターもいらっしゃるかもしれません。 教科書にそう書かれていたのだから仕方ありません。 とは言うものの、絶対にマーガ

うつ病やアレルギーにも関連するリーキーガット症候群をご存知ですか?

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村です。 食生活が乱れていると腸の健康が損なわれ、脳をはじめ全身に様々な症状が出ることが分かってきました。 『腸脳相関』とか『腸脳軸』などという言葉もよく聞くようになりましたね。 腸が脳に及ぼす影響、それから全身の至る所に生じる症状に関するメカニズムにはリーキーガット症候群が有名です。 リーキーガット症候群とはリーキーガット症候群(腸漏れ症候群)とはその名の通り、腸から便の分子が漏れることを言います。 leak(漏れる)gut(腸)です。

タンパク質は慎重に選びましょう

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村です。 今回はタンパク質の選び方について解説いたします。 タンパク質はお肉やお魚、大豆に含まれる栄養素ですが、私たちの体を形作るだけでなく、神経の伝達物質やホルモン、酵素などの材料となって体の機能を維持するのにも重要な栄養素です。 どんなタンパク質を食べるかタンパク質なら何でも良いというわけではありません。 特に重要なポイントは必須アミノ酸(体のなかで合成できないもの)がバランスよく含まれていることです。 このバランスの良さを表す指標とし

納豆を食べましょう!ビタミンK2の知られざる効果について

どうも予防栄養学アドバイザーの中村です。 納豆食べてますか? 私は正直昨年の秋ごろまでほとんど食べたことがないぐらいでした。 でも納豆に多く含まれるビタミンK2の健康効果を知ってからは『なんて素晴らしい食品なんだ』と毎日食べています。 ビタミンKに対して誤解していませんか?私は完全に誤解していました。 正直に言って、まずビタミンKに『K1』と『K2』があることすら知りませんでした。 ビタミンKと言えば「脂溶性のビタミンで血液凝固に関する栄養素でしょ」というぐらいの認識でした

便秘予防だけじゃない!食物繊維の重要性について

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村直樹です。 食物繊維と言えば便秘を予防したり解消したりするのに重要な栄養素と考えられていましたが、実はもっとすごい機能があったことをご存知でしょうか? 今回はそんな食物繊維の知られざる潜在能力について解説いたします。 食物繊維のタイプまず、食物繊維には不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維があります。 不溶性食物繊維は主にセルロース、水溶性の食物繊維はイヌリンやペクチンなどがあります。 不溶性の食物繊維は便の嵩を増すのに、水溶性の食物繊維は便

フィトケミカルをたくさん摂ろう!

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村です。 毎日野菜や果物をちゃんと食べてますか? 厚生労働省は野菜350g、果物200gの摂取を推奨しています。 これだけたくさんの植物を摂取する必要があるのには理由があります。 それはフィトケミカルと食物繊維が非常に重要な栄養素だからです。 今回はフィトケミカルについて簡単に解説いたします。 フィトケミカルとは植物に含まれる化学物質を『フィトケミカル』または『ファイトケミカル』と言います。 『フィト(ファイト)』は植物という意味で、『ケミ

活性酸素(フリーラジカル)を除去して老化を防ごう!

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村です。 健康科学の教科書を作るために日々の学びをシェアしています。 今回は慢性炎症を起こす活性酸素とフリーラジカル、これらを除去する抗酸化物質について解説します。 活性酸素とは一般的に活性酸素(Reactive Oxygen Species:ROS)とは通常の酸素分子よりも反応性が高い酸素分子のことで以下の4つがあります。 スーパーオキシド ヒドロキシラジカル 過酸化水素 一重項酸素 慢性炎症の原因はフリーラジカル生体内ではミト

炎症を抑える油を使おう!

どうも、予防栄養学アドバイザーの中村です。 今回は脂質についてのお話です。 生活習慣病を引き起こす油調理をする際にどんな油を使ってますか? サラダ油の場合もあるし、ラードやバターの場合もありますよね。 植物油の方が健康に良さそうだから、やっぱり大豆油かキャノーラ油かなという方もいらっしゃるかもしれません。 味にも影響があるし、油はなるべくいつも使っているものから変えたくないかもしれません。 でも、これを聞いたらどうでしょうか? 生活習慣病の多くが身体のなかで起こる微小で持