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第57回理学療法士国家試験午前24ー加齢ー

第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。

私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。


音声を聴きながらがおすすめです。

〈Spotify〉


それでは参りましょう!


勝因

老年医学ですね。リハビリの対象者の大多数が高齢者となる日本において、必須の知識だといえます。


血管抵抗が増加することで血圧が上昇し、心血管疾患のリスクを上昇させます。なので高齢者ほど脳梗塞の発症リスクが高まります。

炎症性サイトカインが増加することで筋タンパクの異化が亢進し、筋力低下を引き起こします。なので高齢者ほど除脂肪体重は減少しやすいです。


今回の問題でもこのように説明しながら間違いを探し、絞った選択肢から正解を導き出せました。


予想される間違いパターン

除脂肪体重とかは言葉の意味がわからないと選んでしまうかもしれません。

字面だけだと「体重当たりの脂肪?」「それなら増えるでしょ」みたいに捉えてしまうかもしれません。
実際、私が除脂肪体重という言葉に出会った時はそのように捉えていました。


他にも予備呼気量は自信を持って間違いとすることができなかったため、私自身も知識を身につけていきたいと思います。


前回記事


※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html



最後までご覧いただきありがとうございます。未来の理学療法士、理学療法士の未来のため発信を続けて参ります。今後もよろしくお願いします!