見出し画像

第57回理学療法士国家試験午前23ー神経ー

第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。

私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。


音声を聴きながらがおすすめです。

〈Spotify〉


それでは参りましょう!


勝因

脳の解剖、生理学ですね。
この辺りはほぼ確実に出てくるので、頭に入れておきたいものです。

5番は確実にわかるとは言えませんでしたが、1、3、4は間違いであること、2は正解であると自信を持って答えられたのがよかったです。


予想される間違いパターン

中脳黒質=ドーパミンというのは結構知っていそうですが、ドーパミンが線条体に行っているのは意外と知らない人がいるのかもしれません。

ですので、間違いを探すのは重要な問題だったと思います。


わからなかったプルキンエ細胞について復習しておきます。

プルキンエ細胞は、小脳の顆粒層と分子層の間のプルキンエ細胞層に存在しています。

神経伝達物質としてGABAを使用し、歯状核などの小脳核に抑制性の出力をしています。つまり、小脳からの遠心性線維となります。

顆粒層からは下小脳脚から入力された興奮性シナプスが存在します。
分子層からは抑制性の入力を受けています。

以上、簡単ですがプルキンエ細胞の復習でした。


前回記事


※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html



最後までご覧いただきありがとうございます。未来の理学療法士、理学療法士の未来のため発信を続けて参ります。今後もよろしくお願いします!