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第57回理学療法士国家試験午前25ー閉塞性動脈硬化症ー

第57回理学療法士国家試験を1問ずつ解説。

私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。


音声を聴きながらがおすすめです。

〈Spotify〉


それでは参りましょう!


勝因

この問題も間違いは削り、正解を自信を持って答えることができました。

解説もポッドキャストで述べた内容で概ね良いと思います。


予想される間違いパターン

閉塞性動脈硬化症を知っていれば、4番以外を選ぶことはなさそうな印象です。

知っていなければ5番とかを写りそうだからと選んでしまうかもしれません。


足関節上腕血圧比は診断で使われます。ABIと表記されたりします。
血圧が足関節/上腕≦0.9であれば、部位や閉塞の程度を調べていきます。

正直、医学的診断なのでリハビリの意思決定にはそんなに関与しないと思います(私の知る限り)。


リハビリはFontaine分類の方が使うと思います。
Fontaine分類Ⅱ度以下は運動療法の対象になります。

Fontaine分類を以下にまとめて終わります。
Ⅰ度:無症状、軽度のしびれや冷感
Ⅱ度:間欠性跛行
Ⅲ度:安静時痛
Ⅳ度:潰瘍形成、壊疽


前回記事


※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html




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