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椎間関節性腰痛を極める!!~基礎編~

おはようございます、本日は恒例の竹岡さんデーです!
竹岡さんの執筆デーです!だいぶ恒例化してきましたね。
今日もよろしくお願いします(^^)



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おはようございます!
ばっくえいく・ふりいばっく代表の竹岡です!!

新型コロナウイルスから始まった緊急事態宣言が25日に解除されましたね!
ようやくです。

しかし、これから起こりうる第二波に備えて、引き続き3密を避けて感染防止策をしながらリアルスタジオ(神奈川県は休業要請の緩和ステップ次第)のばっくえいく、オンラインピラティススタジオのふりいばっくも盛り上げていけたらと思います!


さて、本題の椎間関節性腰痛についてです。

臨床時、最も遭遇しやすい腰痛の病態かもしれません。ADLであれば、立ち上がりや歩行、寝返り動作時など腰椎伸展や回旋動作時に症状が出現しやすいかと思います。また、スポーツ動作で言えば、オーバーヘッドスポーツや審美系スポーツの腰椎伸展、ゴルフなどの回旋動作時に症状が出現しやすいことを経験してきております。
今回は基礎編として、次回に話す実践編を理解するための土台が作れるように本記事がお役に立てれば幸いです!


椎間関節の解剖と疼痛発生メカニズムと多裂筋について


ここでは基本となる椎間関節の解剖と疼痛の侵害受容器、多裂筋について話していきます。

まず基本となる腰椎の全体像となる解剖を確認しましょう。


・椎間関節の解剖

ポイントは以下の3点になります。

・棘突起と椎体はほぼ同じ高さ
・各腰椎棘突起の兜椎間関節の高さは一致
・水平面に対して90°の傾斜があるため、
    腰椎の回旋運動が構造上かなり制限される


運動学としては、体幹(腰椎)屈曲方向で左右の椎間関節が適合性を失い、体幹(腰椎)伸展方向で適合します2)。

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