左ハムストリングスを肉離れしたセラピストだからこそ気づく肉離れのリハビリテーション【基礎知識編】
おはようございます!
ばっくえいく・ふりいばっく代表の竹岡です。
実は最近、左ハムストリングスの肉離れを起こしました(笑)受傷から3週間ほど経ち、だいぶ回復してきましたが。
そんな直近に左ハムストリングスの肉離れを経験したセラピストの私だからこそ、気づいた事や経験してわかったことがあり、受傷直後から是非記事にしてみようと考えていました(笑)
また、過去のスポーツ整形外科クリニック時代に肉離れ症例を数多く経験してきた上で感じた、肉離れ症例に対するリハの課題は以下の3つです。
① アスリートの場合、損傷程度によっては大会や試合の復帰に間に合わすことが困難という時間的な課題
② 実際にスポーツ復帰はしたが、しばらくすると再受傷して外来に戻ってきてしまう症状再発の課題
③ Ⅱ度の損傷の急性期〜亜急性期に対する患部以外の介入やADL指導が足りていない多角的視点が欠如している課題
今回は前編として、肉離れの基礎知識をまずお伝えさえて頂きます。
次回は後編として、上記の課題と私のリアル症例報告、患者になって気づいた事や経験した事や試した事を紹介していきます。
肉離れとは?
肉離れとは、走行時などのスポーツ動作中に生じる筋損傷の事を指します。
また、肉離れを筋挫傷とも呼ぶことがあります。
例えば、格闘時に相手から押される・引かれる、急ブレーキをかけて着地するなどスポーツ時に強い外力が働き、腱障害を含めた筋腱の付着物損傷を引き起こすことがあります。
基本的には上記の2つを含めたものになります。
トップアスリートの肉離れ好発競技と部位
ここから先は
4,950字
/
10画像
/
2ファイル
・365日理学療法に関する情報をお届け!
・過去コンテンツ!1000コンテンツ以上読み放題!
・コラム・動画・ライブ配信であなたの「知りたい」をお届け!
Physio365〜365日理学療法学べるマガジン〜
¥980 / 月
初月無料
365毎日お届けするマガジン!現在1000コンテンツ読み放題、毎日日替わりの現役理学療法士による最新情報をお届け!コラム・動画・ライブ配信…
価格以上の価値があると思っていただけた場合 サポートしていただけると嬉しいです。(*´-`)