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周りの評価によって自分が揺らぐのは何故なのか

他者の評価に怯えながら、
自分を守ることに日々疲れている。
家に帰って一人になると、
ようやく自分らしく行動できる。

今までの仕事では、こんな行動
パターンだったかもしれない。

夢中で頑張っているつもりだった
けど、実際には自分を守ることに
全力を費やしていたのだろう。

最近は、精神的な余裕が少しあり、
自分の行動の理由、核心にどんな
思考があるのかを考えられるように
なった。

なぜ人の評価に過剰反応し、
一喜一憂するのか。


自分の価値を自分が認めていない


「自分は能力がなく、だらしない人間だ」
そのように自分の底では
思っている。その真実を周囲に
悟られたくないために、完璧であろう
としてしまう。完璧に近づけば、
自分に価値があると思ってもらえる
から。
その承認によって、ようやく自分を
受容できるような気がするから。

でも完璧にこなした仕事があっても
自分の価値を認められる時間は短い。
なぜなら、また試される事が
次から次へと出てくるから。

そして完璧に出来なかった事があれば
他者評価が気になる。承認されなかった
としたら、自分の価値が・・・。

その繰り返しで、他者が求めている
ものに敏感になるし、応えようとする
自分に疲れてくる。

だから仕事が終わると開放される
感覚がある。
試されている時間が終わったと。

自分軸で動いていない

働き始める前からすでに他者評価の
ために行動している状態だった。
そのため、自分のやりたいことや
どうなりたいのか、などの話題に
なると憂鬱になる。
なぜか。
やりたいことも見つかっていない
自分を周りに知られたくないから。

自分軸を持っていない事を悩む
よりも他者にそう思われたくない
という気持ちが強かった。

だから、目標を書くことや、
夢を書くことは憂鬱になった。
むしろ、夢を追いかけるなんて
大人ではない。
仕事は夢よりも、言われた事を
やる、耐えてやる、それが仕事
だと逃げていたのだと思う。

また、自分の夢に向かって
時間をかけて行動しても、
結果が出なかった場合に、
他者評価が気になる。
価値がないと思われたら、
自分はお終いだ。

こんな思考も自分軸で動く事
をしない理由のひとつ。

結果がついてくる事が多かった


他者評価を気にするために、人から
求められている事に敏感で、
応えたいという気持ちが強い。
(自分の価値を認めたいから)

逆に言えば、従順で、反抗しない人。
学校や社会では順応しやすい。
そして評価される事が多い。

実際に自分も順調に役職が上がった
経験がある。
企業にしたら、扱いやすい部下と
いったところ。

そのために、自分の働き方に疑いを
持つことがなかったし、それなりの
仕事をしてきた。

競争社会であると刷り込まれている


順位付け
平均以上
偏差値
こんな学校生活を送るので、
常に自分と他人を優劣で比較する事を
疑いもなく、常に考えるようになる。

優れていなければ、生活できない程
収入が得られないのではないか。

などの妄想が刷り込まれているようで、
現実にならない将来に不安を感じ、
他者評価を気にするようになる。

生きるとは競争だ!
人に負けるな!
人は優秀な人を求める!

無意識の中に刷り込まれている。
だから、劣っている事は
悟られないように、優れている
事を承認してもらおうとする。
結果が、人の評価に生きる
という選択肢となる。

心が安定した生活をするために

人の評価で生きてきた、その結果、
「常に無理していて、楽しくない」
という思いだけが常にある状態に。

どうすればよいか。

逆を考えると

①自己受容をする
②自分軸で生きる
③自分で自分の評価をする
④競争ではなく協働を考える

上記の事ができる人は、
仕事でも上手くいきそうですね。

自分のような生き方をしている
人に、考えるきっかけなれば、
嬉しいです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


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