キューイングが上手な人、苦手な人
安齋です!
僕は普段から、これだけは本当に意識して生きているんですけど、【言葉】【話し方】【伝え方】って人間界で生きていく上でとっても大切だと思うんです。
意識している理由を説明すると、
・人は誰かと連絡を取るときには言葉を使う
・話し方次第で同じ言葉でも伝わる量も質も違う
・関係作りはここから始まる
と思っているのです。
極端な話をすると、人柄はすごいいいのに何故かはわからないけれど合わないなぁって方、周りにいませんか?
いると答えた人はすでにもう、日常生活で体験しています。
合わないと感じた人は、あなたにとって伝わりやすい話し方をしていないし、あなたもその人に伝わりにくい話し方をしているからなんです。
これを、キューイングを上手に使えていない人と仮に呼びましょう。
キューイングってなにって話をまずしましょうか。
キューイングとは、要約すると他人に伝えるということ。
バーバルコマンド、バーバルキューとも言いますね。
言葉を使って誰かに伝えるって、皆さん意識してやってますか?
これは療法士以外にも共通することですが、ほとんどの社会人は意識していません。
理由は簡単で、日常生活内で常に使っているものなので
【知るべきだ、知らないとまずい、勉強しないといけない】
という意識から外れているのです。
小学生の時、中学生の時、高校生の時、大学生の時、それぞれを思い返してみて下さい。
もともと知っているのに勉強していましたか?しないはずです。
きっと、ほとんどのことは知らないから勉強していましたよね?
そして、これを読んだということはキューイングって知らないから読んでいるのです。
大丈夫、安心して。
今回、これを読んだ方はきっとキューイングについて理解するし、伝え方が上手な社会人および療法士になっています。
さて、なんで言葉の勉強から意識が外れるかというと、
毎日使っているから。
その使ってきた年数が邪魔をして使いにくいという概念を持ちにくいので勉強しないのです。
中には、たまに使いにくいと感じ、勉強しだす方もいらしますが一握りです。大半はしません。
だからこそ、重要なんです。全ての人類が使っているのに勉強している人は少ない。
そう、差が開くのはここからです。
知らない中で自分のそれまでの経験の中でなんとなく通ずるものがあり無意識のうちに繋がるから勉強していることに対して面白いという感情を抱き、もっとやろうとして結果的に得意と言えるものになる。
反対に、経験値に通ずるもの以外を知ると、知識の蓄えがないので戸惑います。そして新しいことなので定着せずに抜けていく。抜けるのでずっと知識の貯金がされないでいる。
知ることが自分の財産になります。
普段から使っているからこそ、一度なぜそうやって使っているのかを考えてみてください。
考えるというのは一人でやるのは限界がすぐにくるので、誰かとコーヒーを片手に飲みながら話してみましょう。
そうすると、いい意味でゲシュタルト崩壊します。笑
いろんな言葉を知っていろんな活用方法を学ぶことが臨床に活かされますよ!
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