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「誕生日」はロウソクを消してケーキを食べてプレゼントもらう日じゃないかもしれない。

どうもです。

先日37歳になりました。


まあ誕生日って。

ケーキのロウソクを消して食べて。

プレゼントもらって。

みたいなのが普通じゃないですか?


でも。そろそろ。

そのタイプの誕生日も飽きたのでw

37歳からシフトしました。



そもそも誕生日の起源って?

気になると調べ尽くします。

なんか誕生日に違和感が出てきたので。


ネットさくさく調べてみました。

誕生日を祝うようになった起源は古代ギリシャ時代と言われています。
月の女神アルテミスに祈りをささげるため、月に見立てた丸いケーキのようなものにロウソクを立てて祭壇に供えていたそうです。
ロウソクの煙が天にのぼることで願いが届くと考えられていて。これが誕生日ケーキの始まりと言われています。
meechot

と。

海外から「誕生日を祝う」歴史が生まれたわけで。

キリスト教が伝来し、神であるキリストの誕生を記念した日をクリスマスとして祝っていることを知った織田信長が、それを真似て自分の誕生日を祝った

というわけで。

日本で最初に誕生日を祝ったのが「織田信長」と言われているそうです。(ほんまかい?)


まあそのあたりから続いている文化ですね。


ということは今の「ケーキ食べてロウソク消してプレゼントもらう文化」はキリストからの由来ってことですね。



ではでは僕の好きな仏教はどうでしょう?



仏教から「誕生」を考えてみよう。

ここに「父母恩重経」というものがあります。父と母には十の恩があり。


「父母恩重経」に父母に十種の恩徳ありとして、懐胎守護の恩、臨生受苦の恩、生子忘憂の恩…

ほい。原文を持ってこようとすると難しすぎますねw


もっと簡単に解釈しましょう。


父母の恩の広大さを伝え。お父さんお母さんにはしっかり感謝を伝えようね。

です。


もっともっと解釈を簡単にすると。

誕生日は自分が生まれたのを祝ってもらう日ではない。
私を生んでくれた父母に感謝しなさい。
生んでくれた命を大切に生きなさい。

という日です。 

はい、吉田はこちらの方がしっくりくるので。

37歳からこちらに切り替えましたw


自分を祝うのではない。誕生日は親に感謝しよう。

というわけで。

先日の自分の誕生日は。

ケーキも食べず、プレゼントももらわず。

親に会いにいきました。


️1:まずはお墓へ

まずはお墓です。


というのも。

僕の母親は9歳の時に病気で亡くなっています。


皮肉ですね。「親に感謝を」と気づいた時には。

目の前に親はいなくなっています。


だからお墓の前で。


産んでくれてありがとう
育ててくれてありがとう
生まれてくれてありがとう
紡いでくれてありがとう

と伝えてきました。

何か自然と気が整いました。 
神社にいるときのようなあの感覚です。


その後「墓誌」をみていると。(墓誌 とは、お墓の区画の中に建てられる、故人の戒名や没年月日が彫刻された石板です。)

あ〜こんなに多くの先祖の人がいて、その1つ1つがつながって。今自分がいるんだな〜と。ご先祖様にも感謝の気持ちが湧いてきました。

はい。ほんとです。

お墓の前で何分いたか忘れましたが。

すごく素敵な時間でした。

ありがとうございます。



2:次に神社へ


僕の家の近くに神社があります。

今になって神社に行く意味がわかってきたので。

しっかりと今までの感謝を伝えてきました。

ここで育った感謝。

家族を守ってくれた感謝。

地域を守ってくれた感謝。

などなど。

日本はそこらじゅうに神社があり。

本当にたくさんのことを守ってくれています。

感謝を告げましょう。

ありがとうございます。


3:父親と伯母とご飯を食べる

というわけで。最後は。

誕生日の夜に父親と伯母とご飯を食べました。 


やればわかりますが。 

そこそこ恥ずかしいです・・・写真すらも恥ずかしいので撮っておりませんw 

でもすごくいい時間を過ごせるのでオススメです。


父親には感謝しきれないくらいの感謝があります。

子供3人を1人で育てて、子供全員のお弁当を作り、仕事もこなして。再婚もせずに。自分の時間を犠牲にしてまで、僕らを育て上げてくれました。

いや本当に頭が上がんないです。


そして母親が亡くなってから伯母にも大変お世話になりました。

自分の子供でもないのに、授業参観に参加してくれて、夏休みは一緒に遊んでくれて。まるで母親のように。母親以上に。

2人には本当に心からの感謝です。


あれ。。。2人だけじゃないよなー?


そうやって考えはじめると。


母親が亡くなってから。
たくさんの人にお世話になっていることを再認識しました。

僕のひいおばあちゃんやひいひいおばあちゃん。当時二人とも80歳を超えていましたが。

「私はあと10年生きる。直紀が育つまで。」

という強い意志のもと。本当に10年以上生きて僕のお世話をしてくれました。小さいコロコロのおむすびも、しょっぱい漬物も良い思い出です。


僕の兄弟は10個離れています。車でドライブに連れて行ってもらったり、ご飯を作ってもらったり、送り迎えしてもらったり。親のように接してもらいました。



・・・そうだ。


多分。全世界共通で。


ヒトはすごく多くの人にお世話になって生きているんだと思います。


そう認識する日が。


誕生日なのかもしれないなーっと。


誕生日は感謝をする日にしよう

人は。

1人では生きているように見えて。

何人もの人に支えられて生きています。 

それを。

誕生をした日から今までの感謝を。

親から始めることで。

ご先祖や。

親戚。

友達や仲間。

いろ〜んなところに感謝が波及していきます。

そんな日が誕生日の役割なのでは??


みなさんもぜひ。 



誕生日に親への感謝から始めてみてください。


そこから感謝が波及してくると思います。


そしたら。

いまある自分が。

すごく大切な命であることに気づきます。


少しでもみなさんの素敵な誕生日になれば。

幸いです。


ではでは。




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