WAIS-IVの下位検査ざっと見

まずはざっと下位検査を眺めてみましょう

これまで4つの指標について説明してきましたが、実際の下位検査を見るとよりそのイメージがつかめます。
試験対策としては、1つ1つの検査について深く知る必要はありません。
まずは検査全体をざっと眺めていきましょう。

言語理解指標(VCI)の下位検査

基本検査:類似
     単語
     知識
補助検査:理解

ざっくりした感想:「単語」に代表されるように文字を多く使いそう。

知覚推理指標(PRI)の下位検査

基本検査:積木模様
     行列推理
     パズル
補助検査:バランス
     絵の完成

ざっくりした感想:目で見て判断するものが多そう。

ワーキングメモリー指標(WMI)の下位検査

基本検査:数唱
     算数
補助検査:語音整列

ざっくりした感想:計算しそう。

処理速度指標(PSI)の下位検査

基本検査:記号探し
     符号
補助検査:絵の抹消

ざっくりした感想:わからない。

基本検査と補助検査

下位検査には基本検査と補助検査があります。
基本検査は必ずやることになっている検査、補助検査は必要があれば行う検査です。

実際体験してみるとわかりますが、この検査はかなり疲れます。
検査を実施するかどうかは非常に慎重に、しかし必要なら躊躇なく補助検査も全部やりきる、そういうメリハリが大事です。

ちなみに、ストレスケア東京上野駅前クリニック様は補助検査も全部やるそうです




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