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第9回こころのあかり絵画コンクール

ボクが代表理事を務める一般社団法人Zipsで
毎年開催している「児童養護施設向け社会貢献事業」
■こころのあかり絵画コンクール が今年も開催されます。

毎年毎年、回を重ねて今年で9回目となりました。

※最後にお願いが書いてあります。読んでいただけると嬉しいです。

画像1

画像2

※ペイントで画像加工したのでw画像が粗いです。
以下からPDFをダウンロードできます。
第9回こころのあかり絵画コンクール

■開催のきっかけは12年前

先輩経営者が社会貢献事業として、「児童養護施設」へのボランティアを
実施していることを聞きました。

「児童養護施設」って皆さんご存知ですか?
ボクはその時に先輩に聞くまで全く知りませんでした。

「孤児院」と聞けば、想像できる人もいるかもしれません。
昔は戦争孤児などを保護する施設だったようです。

現代においては、何らかの事情で孤児になるということは少なく、
基本的には「虐待」や「ネグレイト(育児放棄)」などから
子供たちを守る施設となっています。

ボクは知らなかったことを恥ずかしいと思いました。
と同時に知ってしまった以上、何かしたい!と思うようになりました。

親がいない寂しさはなんとも言いようがありません。
ボクにはその気持ちが7割ぐらい分かります。

それは、自分が片親で、しかも少し特殊な状況にいたからです。

ボクは3歳で母親を亡くしました。
そして、ボクは父親が54歳の時に生まれた子供で、
一見すると、祖父と孫のような歳の差の親子だったからです。

明治生まれで戦中派の父親と、戦後生まれで高度経済成長後に
育ったボクとは感覚も何もかも違います。

父親としてはとても尊敬する父でしたが、
「近い存在か?」と言われるとなかなかに答えづらかったです。

親がいない寂しさを知っている自分が
ここで何もしないのは、何か違うなぁと感じていて。

そこで、たまたま「銀のさら」を運営しているライドオンエクスプレスさんと知り合いになったことで、彼らがやっていたリトルアーティスト(※)と出会うことで
(※現在は独立した事業として運営されています)

この絵画コンクールの構想にたどり着きました。

っていうか、ここまでもかなり奇跡的なドラマがあったのですが、
それについては、また別の機会に。

■運営費について

この絵画コンクールを開催するのに、30~40万円の予算がかかります。
それを賄うのは、ボクが発起人として、開催している
新宿Zooチャプターという異業種交流会です。

新宿Zooチャプターは毎週金曜日の早朝に開催している異業種交流会で
ビジネス交流をしながら朝食をとるというスタイルで実施しています。

全国に数百のチャプターが存在していますが、
社会貢献事業を目的に設立されたチャプターはボクたちだけです。

準備期間を含めると、この9月で丸10年。
来年の7月には発起してから10周年を迎えます。

ここで参加費から500円を集め、年間70~90万円の予算を作っています。

メンバーが参加してくれるたびにちゃりん
ビジターさんが参加してくれるたびにちゃりん

という自動ちゃりんちゃりんシステムですw

「ビジネス交流しているだけで、
社会貢献が出来る。」

そんな楽さを求めるのが、ボクのコンセプトです。

ボクが考えたのは、
「とにかく続ける」ということ。

いくら良いことをしていたとしても
労力がかかったり、時間がかかったりしたら、
途中で断念せざるを得ないこともあるかもしれない。

ボクはこの絵画コンクールの他に、
福島の保育園に対して、被災地支援として、
毎年「鯉のぼり」を揚げに行っています。

これも震災後からずーっと続けている活動ですが、
現地の方々から

「続けて来ているのはZipsさんだけ
続けて来るってのはなかなか難しいよね・・・」

というお言葉をいただきます。
やはり続けるのは難しい。

ボクは何でもそうですが、
ラクにやるというのがモットーでwww

そのおかげで絵画コンクールも
被災地支援を毎年続けられています。

自動
ちゃりんちゃりん

これらは大事なことだと思います。

■長くなりましたが、お願いしたいこと

今から9年前
第1回の参加施設は10施設も行きませんでした。
そこから地道に参加施設は増えていき・・・

昨年は42施設244作品のご応募をいただきました!

全国の児童養護施設の数は600施設ほどで
約2万7千人の子供達がいらっしゃいます。

でもまだやっと8%の施設にご参加いただいたに過ぎません。

子供達が「絵を書く行為」そのものが
彼らの情動発散に繋がるし。

自己表現をするということに繋がります。

ですから出来るだけ多くの施設に
ご参加いただきたいというのがボクの願いです。

そこでお願いです。

このコンクールを拡散していただけませんか?

もし、お知り合いの方で児童養護施設にお勤めの方や
関係者の方がいらっしゃいましたら、ご紹介してください。

twitterやfacebookなどSNSでの拡散でも
嬉しいです。

ぜひ宜しくお願いします。

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