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母が亡くなった日のVライン


7月でとても暑かった日の朝


「あかんかも…」

と、弟からめずらしく連絡がありました。

出勤中の車から。

仕事行ってんのかいな。

心臓がこわれそうなくらい息苦しかったけど、高速をすっとばして向かうことに。

家に入ると、やはり動いてない。

母のパートナーに聞くと救急車はもう連れて行ってはくれなかったみたいです。

今日は、部屋でそうなると結構大変だった話を書いてみたいと思います。


家で亡くなると私服の警察が来る


ほんで、来るのおっそいのなんのって。

夏の暑い日に、不安でしかない。

とりあえず、エアコンはガンガンにかけときました。

何をどうしたらいいのか、全くわからなかったです。

やっとのことで警察2人到着。

トロトロ、靴にビニールかぶせて玄関あがりやがって…

じゃなくて(^^;)

玄関を上がられて、まるで事件現場のよう。

当たり前のように何の問題もなく、待たせた割にすぐ帰りました。

それから、医師に死因を調べてもらうまでは動かせません。

また、おっそいのなんのって。

白衣を着た胡散臭いおっちゃん先生到着。

不安でしかない。

下着も全部脱がせてくださいって言われて戸惑う娘。こと私。

20年以上連れ添ったパートナーが、手際よくパンツもずらす。

白衣のおっちゃんとパートナーのおっちゃんの絵、何かイヤ。

付き合いも多く、お酒をよく飲む人だったので、食道静脈瘤破裂でした。

調べられてるところを見てられなくて、目をそらしちゃったけど、先生に体拭いてあげてくださいって言われて、母の体を目にする。

最後に、いっしょにお風呂入ったんいつやろ…….


って、えー!!!!!!



Vラインめっちゃ綺麗( ゚Д゚) 

めっちゃ整ってる。ってかほぼ、Vない。

IとかOは、パートナーしか知らんと思うけど(笑)

ちょっとまって、2度見どころじゃない。

すごく自然ではないか…

私こんなときに何考えてんねん。

母が永久脱毛なんぞ行ってるなんて聞いたことがない。

まぁ、昔から整えることはしていたけど、あんなに理想的な形すばらしい。

さすが私のお母さん。


ノーメイクで母に会うと、何て言うと思いますか?


「あんた… ドすっぴんやんか! 化粧くらいしなさい」
「女やねんから、せめてアイライナーくらいするやろ」

て、久しぶりに会った娘ですよ。

なんで、そんなことで文句言われなあかんの(笑)

ぶつかる事の方が多かったって書いたことがあるけど
母が口たっしゃすぎるんですよ。

ユニクロのブラトップが流行りだしたころに、夏はこれが楽って言ったら、なんて言われたと思います?


「女捨ててる」


笑いながら娘にそんなことを言っちゃう人なんです。

でも、今考えてみると、女として楽しみなさいってことだったんだなってわかります。

よく私に言っていたのは、恋愛しなさい でした。

今年の夏もブラトップ買いましたけど、母に言われたことを思い出して
可愛い色の下着も一応買ってみる。

すっぴんが見れないような顔でもないのに、お風呂屋さん行った後もアイライナー引いて薄化粧。

生きていたら、還暦前。
たぶん母は変わらずこのスタンスだったと思います。

Vラインはさすがでしたね。いやーぁ おみそれしました。


サロン通ってたけど、銀座カラー潰れちゃったので、今年は医療脱毛に挑戦したいです♪

母のVラインの話を書くとは思いもしませんでしたね☆
どこ見てんのって上から怒られそうなんでこの辺にしておきます☆




☆読んでくれてありがとうございます☆




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