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心身リハビリ雑記/ワレンベルグ⑥

[受診相談]
普段から医療連携でお世話になって居る、脳外科クリニックのソーシャルワーカーに転院の相談。
表向きは、総合病院が遠い(実際かなりの距離があり、冬場の運転も大変だった)と言う理由。
そのソーシャルワーカーには、経緯を全てお話しした。
面倒な調整を受けて下さり、私から紹介状を依頼することなく、転院となった。

[初診]
クリニックの院長はソーシャルワーカーから事情を聴いており、「大変だったね」と労いの声掛けと共に、MRI検査の指示を出した。
幸いに梗塞の再燃はなく、同じ薬で経過観察となった。

例え同じ内容にせよ、弱って居る者にとって、看護師、検査技師の対応ひとつが励みとなり、心に沁みた。

このクリニックは土曜日も診療を行っており、私の都合で受診が出来た。
ただ、院長の土曜日外来は月に一度。
後にも先にも、院長の診察を受けたのが初診のみ。
以降は、札幌からの出張医に診て頂いた。

何度目かの診察時、右顔面の疼痛を訴えた。
入院中は殆ど診察が無かった故、何度も看護師に相談したが、取り合って貰えなかった。

梗塞の後遺症である旨説明を受け、リリカ(後にタリージェ)を処方頂いた。
私にとって神の薬。
疼痛は劇的に改善されたが、当然副作用もあった。
ただでさえ歩行が不安定な上に、副作用のふらつきが加わり、何も無い平地で転ぶこと数回。
自宅でつまづき、顔面流血状態となる事もあった(血流改善剤を服用しているため、小さな傷でも大量出血となった)。

かかりつけ医の循環器医師に相談したところ、服薬の中止を指示され、ノイロトロピンを代用処方された。

そんな経緯と、血圧、心拍数共に安定しており、顔面疼痛をはじめとしたワレンベルグの症状も皆無となり、脳外科クリニックから自然と足が遠のいた。

降圧剤と血流改善剤は、仕事の合間に勤務先で処方する様になり、今現在は同じ内容を、心療内科から頂いている。
特段症状が無い故、漫然と服薬しているが、これで良いわけはなく、札幌の専門医に相談すべきなのだが...

数ヶ月に渡って起こったワレンベルグの記録は、ひとまず終了。

この2021年待ち受けていたのは、移転先住宅のハウスダストに拠る、間質性肺炎。就労不能となり、加療のため今度は総合病院の外科へ入院。
そこでせん妄状態となり、自らの勤務先への転院。最悪の一年間であった。

これらの経緯は、自身が昇華出来た段階で文章化するか考えたい(恐らくは書かないとおもわれる)。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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