これは、以前読んだ本の題名です

RPG風の装丁デザイン

桂福丸さんという落語家の著書です

灘中、灘高から京大法学部に進み、卒業後フリーターを経て落語家になるという異色の経歴をお持ちです

1978年生なので、僕と近い世代の方です

怒られる事が苦手な彼が自身の学生、バイト時代や落語家になってからの怒られエピソードを面白おかしくまとめておられます

怒られ力を身につける事で得られる、うんぬんかんぬんが書かれてます(ざっくり過ぎ🤣)

「新社会人は打たれてナンボ!」

というサブタイトルです

これも自己啓発本の部類になるのかな?

僕がこの本を手に取ったきっかけは、ある部下の子があまりに不器用でよく怒られていて、さらに何度も同じ失敗を繰り返すのを見て不思議に思ったことです(まあ、昔の自分もよう似たもんでしたけど🤣)

こちらサイドの怒り方、指摘の仕方が悪いのか?あの子の受け止め方に問題があるのか?

学習能力が足りない?怠けてる?

いやいや一生懸命真面目な部分もあるし🤔

おせっかいながら気になり何かヒントはないかと調べてた際に偶然見つけました

読んでみるとわかりやすい文章で為になることがたくさん書かれていました

昨今、コンプライアンスやハラスメントが声高に叫ばれ時代は目まぐるしく変わっていってます

怒られ力を身につけるなんて、前時代すぎとちゃうか?とタイトルだけみると、訝しげな気持ちにもなります

しかし今でも、社会に出れば怒られたり怒ったりする場面に何度となく出くわす事でしょう(ここでの怒るは叱る、注意する等と厳密に区別してません)

そんな時の対処の仕方を面白く知る事ができます

褒められて伸びるのは当たり前、せっかくなら怒られても伸びた方が倍成長するよ、みたいなくだりはすごく同意しました

そらすべてを鵜呑みにはあかんですよ

ん〜そうかな?と思うことも当然ありますよ

でも概ね良い本だと思いました🥴

実際、新社会人にこの本を配る会社もあるそうです(それはどうなんやろ?)

どちらかと言えば、指導する立場の人も読むと尚良いと思うけどな

この本を読んでいて、過去の怒られた時の情景や、逆に部下を怒り飛ばした時を思い出して何とも言えない気持ちになりました

もっといい方法があったはずだ…

僕は部下にこの本をすすめる事はさすがにしませんでしたが、彼への接し方を自ら変える事ができました

少しでしたが関係性は良くなりました

やっぱりこちらが変わる方が早いんや!

1番印象に残った言葉をひとつ


怒られ方は選べない


まさに、そう

皆さんも

あー、俺はそういう怒られ方したら凹むねんな〜

とか、むしろこう言われたらやる気出る!

とか怒られ方にも好み?があると思うねんけど、実際怒られる時はそれは選べないw

色んな怒られのタイプに対処できれば落ち込んでもすぐに立ち直れるし、そこから学ぶ事もしやすくなるのでは?

これは怒る側の人間も勉強になる事やなと思いましたね

今はまた、転職して怒られる側になりました🥴(気がつけばもう5年目)

ええ歳になったからなのか、そんなにめちゃくちゃ怒られ事もなくなりましたけどね

よ!この世渡り上手(身も心も丸くなったw)

なんか寂しいかも…🥺


…ワイはマゾか!

終わり🤣





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