カタカナのルビをつけるのやめませんか

通常の対面の授業の場合、教材は手渡しすればよいので特定の書店で購入すればよいので特に問題はありません。

オンラインでの授業を始めるにあたり、何が困ったかという教材をどうするかということです。
オンラインの先には日本中のいたるところの子供たちになります。
東京のようにいくらでも書店があるところならば、「紀伊国屋書店に行って購入してください」と言えます。でも、地方の大型書店に同じものが置いてあるとは思えません。となると、必然的にアマゾンをはじめとするネット書店で購入できる書籍類を教材として利用することにしました。
そこで、どの教材を利用するのが良いのか。改めて本屋に日参して本当に悲しい思いをすることになるのです。

まず、導入としてのphonicsのテキストのチョイスが少ないこと。
mpi社以外の教材は、一般書店で見つけることはできませんでした。

子供向け英語辞書や文法解説の本もたくさん見ました。
どのテキストもいろいろと工夫を凝らしています。
使いやすそうなものもたくさんありました。
でも、使うことができないものがほとんどです。

なぜか。
それは、カタカナで発音のルビが振ってあるからです。
「英語だけが書いてあっても読めない。だからせめて発音できるように」という親心からルビを振っているのでしょう。でも、それでは英語力はつきません。

分かりやすい例を書いてみましょう。

Sit down!
これをカタカナでルビを振ると
「シットダウン」になります。
ではこの「シットダウン」をローマ字表記するとどうなるか。
Shit down!

そうです。
「座れ!」と言いたかったのに、カタカナ発音で覚えると「う〇こ、しろ」という意味になってしまうのです。

日本語の「シ」という発音は英語では"SHI"になります。

英語の"si"の発音をカタカナにすると「シ」としか書きようがありません。
二つの異なる発音を日本語では一つでしか表しようがないのです。ですから、カタカナで発音を覚えてしまうと、リスニングもスピーキングもできなくなってしまうのです。

まずは、phonicsを学習すればカタカナのルビは不要になります。


PSM eigoでは、小学校低学年であれば3か月ほど。中学生以上であれば1~2カ月。みっちりとphonicsを学習してもらっています。それが、日本以外の国の王道の学習方法です。

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