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Future Bass に思いを馳せる③ ~ドラムブレイクって大事編~

亀より遅い進捗でFuture Bass(FB)を作っている今日この頃。

ビルドとドロップの間に入れるカッコいいドラムブレイクが全然思い浮かばない!ドラムブレイクのないFBってのはチャーシューのないラーメンみたいなもんで、無いと寂しいし、その寂しさを埋めるためには入れないことを前提にした設計をしなきゃいけないと個人的に思う。ただ、ラーメンは自分の好きなタイミングで豚を食べられるし、最悪残してもいい(良くない!)のに対して、音楽は聴く側がドラムブレイクのタイミングやそれ自体を選べないことが大きな違いだろう。だからこそ、聴いていて一番いいタイミングでドラムブレイクを鳴らしたいし、それが結構悩むんだよな~。

何よりキャッチーなドラムブレイクっていうのはそれだけでテンションが上がるし、何より楽曲の場面転換がわかりやすくなって聞いてて楽しい曲になるんだよね。音楽全体における接続詞と句読点のような役割も大きいんじゃないかと思う。

そんなドラムブレイクを聞いていて楽しくなる曲といえば、稲葉曇氏の「ラグトレイン」

イントロのメロディーが特徴的で、雨が降る直前の曇り空みたいな良曲だけど、実は随所のドラムブレイクが控えめな音量ながらめちゃくちゃいい仕事をしている。

ドラムブレイクのおかげで、聴いていてイントロからAメロ、AメロからBメロの場面の切り替わりがすんなり受け入れられるんだよね。それでいて一辺倒じゃなくて、緊張感を出したいサビの中盤ではドラムを入れないってこともする。

こうしたリズムの緩急の付け所ってのがその曲のクオリティに直結してくるよね!

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