見出し画像

2020年を漢字一文字で

「2020年を漢字一文字で表すと、何ですか?」

12月に入ったころに、一緒に聖書を読んでいた友人たちと話していて出てきた話題。それぞれにユニークな漢字が出てきて、面白かったです。

「隔」濃厚接触者になった人
「試」資格試験をうけた人
「静」家で静かに色々考えた人
「破」殻を破ってYouTuberになった人
「粉」粉まみれになってパンを焼いた人

私は何だろう、と頭ぐるぐる回転して考えて、いろんな漢字が浮かんでは消えて、思いついたのは

「篩」

篩って知ってます?私は仕事で篩を扱うので浮かんできたんですけど。

篩(ふるい、英: sieve)とは、紛粒状の固体混合物から、その粒径やその他の物理的性質によって、特定の紛粒状固体を選別する機器の総称。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

今年はいろんなことがあって、篩にかけられた一年だったなと思ってこの漢字を選びました。今まで当たり前だったことが当たり前でなくなって、今まで違う世界のことだと思っていたYouTubeライブ配信や音響機材とかが身近になって。

がんばりすぎて息切れしたり、コミュニケーションが足りなくて疑心暗鬼になったり、腕の中にあると思っていたものがすり抜けていってしまったり。

他人を見れば、自分と考え方が違う人にイライラしたり、自分の中を見れば、足りない、汚い、弱い、頑なな心が露になってがっかりしてしまう。

でもそんな時期だったからこそ、一緒に祈れる友人と、神様の方を向くことを励まし合う時間が本当に大切でした。神様に目をむけると、他人や自分を諦めないで愛することができる。だって神様が愛してくれてるから。

篩は混合物からサイズごとに粒子を選別するための道具。篩にかけられて、本当に大切なものが選別される、という機会をもらったなと思いました。

同時に、篩からふるわれて落ちたものも、ただ捨てられるのではなく、それさえも神様が集めてふさわしく使ってくださる。

私はまるごと、神様の手の中で愛されている。
2021年も神様を見上げて一歩ずつ。

「シモン、シモン。見なさい。サタンがあなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って、聞き届けられました。
しかし、わたしはあなたのために、あなたの信仰がなくならないように祈りました。ですから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」
ルカの福音書 22章 31〜32節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?