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V6とわたし(3)ファン同士の交流

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そしてV6への愛に押し出され、初めて手を付けたのが、ホームページの開設。当時はWindows95だったか98だったか、うちにはパソコンがありました。初めのうちは、他の人が作ったファンサイトの掲示板に書き込んだりして、交流を楽しんでいましたが、大学生の夏休みだったか冬休みだったか(いろいろ記憶が曖昧)、本屋でホームページ作成の書籍を見つけ、暇に任せてタグ打ちから作り始めました。もともとパソコンを触るのが好きだった私は、メモ帳にタグ文字を打ち込んで、拡張子をhtmlにして保存するだけでホームページが作れることに感動し、愛の赴くままに、V6を語るホームページを作り出したのでした。愛の力ってすごいですね。

当時は、スマホもSNSもなく、ファンサイトもまばらでしたが、掲示板でファン同士が集まり、V6への愛を分かち合っていました。私は高校時代、漫画やアニメにはまっていたこともあり、当然のようにV6の絵を描き始めました。初めはコピック塗りだったのが、線画をスキャナで取り込んでPhotoshop塗で色付けするようになり、ペンタブまで使い始めました。描いたイラストをホームページに載せたり、cgiをいじって自分のイラストアイコンの掲示板を作ったり。愛の力ってホントすごいですね。

そのうち、オフ会っていうんですか、ネットで知り合った人たちと実際に集まって、V6を語り合う交流も始まりました。初めは名古屋近郊の仲間だったのが、東京、大阪に広がり、遠征時に泊めてもらったり、みんなでホテルで集まって前乗りしたり。私はカミセン世代でしたが、坂本くんファンだったので、トニセン世代やさらにその上のお姉さま達の仲間に入れていただき、たいそう良くしていただきました。

就職してからは、大学時代よりも金銭的に自由がきくため、遠征やら写真やら、V6にますますのめり込んでいきました。そして2005年に迎えたデビュー10周年。2005年11月1日、代々木で行われた10周年イベントに私はいました。広場にファンが並んでいる中にV6が出てきてくれて、一緒に記念日を喜んだ時間は夢の時間でした。

2005年12月26日の名古屋での握手会では、雪が舞う中、寒さに震えながらもレインボーホール(今のガイシホール)の周りに2回並び、V6と握手。並んでいる間に、あれこれと伝えたいことを考えるものの、特に坂本くんを前にしては「す、好きです」くらいしか言葉が出ないものです。

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