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V6とわたし(2)メンバー


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ジャニーズのファンクラブに入ったことのある方はご存知でしょうが、グループのファンクラブに入る際、押しのメンバーを一人選んで登録しなければなりません。ファンになりたての私は迷ったものの、かっこいいし、年齢も近いし、という理由で岡田くんを選択。1st写真集「Viva! V6」を眺めながらご満悦でした。

過去のCDや1stライブのビデオ(VHS...)を買い集め、テレビ番組もラジオ番組も追いかけ始めました。そして気づいたのです。自分がいつでも坂本くんを目で追っていることに。「歌も踊りも上手くて、かっこいいなこの人。好きだな。いや大好きだ!」と無意識レベルから意識的に坂本くんを追いかけるように。初めて参加したコンサート「翼になれ」ツアーでは、坂本くんのうちわを振っていたのでした。

コンサートといえば、初めて一人で新幹線やホテルを手配して遠征できるようになったものV6のおかげでした。地元が名古屋近郊だったので、大阪にも東京にも日帰りしやすく、バイトしてはあちこち一人で遠征に行くようになりました。愛の力ってすごいですね。

私の熱量に巻き込まれて、家族もだいぶV6に染まっていきました。母と一緒に坂本くんの舞台を見に遠征したり、父の夢に坂本くんが出てきたり。テレビに出ているメンバーを、まるで親戚の兄ちゃんたちであるかのように親しく感じていたようです。

V6の何が良いって、6人一緒にいる様子が愛しくてたまらないのです。よく言われるように年の差からくる家族的な雰囲気だったり、それでいて、それぞれの個性が立ってて、唯一無二でした。

歌もダンスも料理も絵も何でも上手いのに、虫に怯えるヘタレ具合が最強な坂本くん(まーくん)。

いつもにこにこ優しくて、時にブラックな一面を垣間見せる、骨太でお尻の筋肉が最強な長野くん(ヒロシ)。

ムードメーカーでトニセンとカミセンを絶妙に繋いでくれる、熱くて正義感が強い兄貴っぷりが最強な井ノ原くん(イノッチ)。

ワイルドさの根っこに優しさとユーモアがある、リズム感とダンスが最強な森田くん(剛ちゃん)。

かわいくて、あざとくて(褒め言葉)、少年のキラキラした瞳で、ファンが喜びそうなことをひたすら考えてくれる、甘え上手が最強な三宅くん(健ちゃん)。

真面目で努力家でストイックで素直な、真っ直ぐな瞳が最強な岡田くん(准くん)。

そんな6人のわちゃわちゃが大好きでした。

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