longCOVID-19:感染6〜8カ月後 自律神経失調症 約25%、起立性頻脈症候群 2〜14%

long COVID軽減のためワクチンや抗ウィルス薬の有益性エビデンス増加していると思う
一方、long COVIDの客観的理解も進んでいる。

自律神経症状、起立性頻脈症候群(postural orthostatic tachycardia syndrome)についての報告

Orthostatic tachycardia after covid-19

BMJ2023;380doi:https://doi.org/10.1136/bmj-2022-073488(Published 24 February 2023)Cite this as:BMJ2023;380:e073488

知っておいていただきたいこと

  • COVID-19後、起立時または軽度の労作時に頻脈が発生することがあり、重大な機能障害を引き起こすことがある。

  • 頻脈のある患者を評価する際には、自律神経機能障害などの潜在的な原因を考慮すること

  • 頻脈を軽減する対策は、機能および活動や仕事への復帰能力を大幅に改善することができる

国立医療技術評価機構(NICE)により、急性期のCOVID-19から4週間以上(特に12週間以上)続く徴候や症状として定義されたlong COVID--19の患者は、起立やわずかな労作で誘発される動悸(頻脈)の症状でプライマリーケアに現れる場合がある。これらは、めまい、息切れ、胸痛、発汗、膨満感、疲労、および自律神経系の機能障害(自律神経失調症)に起因すると思われるその他の症状を伴うことがある。患者はこれらの症状を衰弱させると感じ、機能や気分に影響を及ぼすことがあります。
エビデンスが乏しく、診断基準がまちまちで、原因や病態が不明確であり、認可された薬剤がないことが、この疾患を診断・管理しにくいものにしている要因である。この実践指針では、診断と管理の重要なステップの要約を含む、Covid-19後の起立性頻脈の概要を提供する。

有病率の推定値はサンプルや設定によって異なるが、long COVID--19
患者の約25%が自律神経失調症を、2〜14%が感染後6〜8カ月で起立性頻脈症候群(postural orthostatic tachycardia syndrome)を発症
する可能性があることが示されている。

Translated with DeepL

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