COVID-19肺臓炎:ガレクチン-3阻害剤吸入のphase1b/II治験


phase1b/IIaなので臨床効果としての評価はまともにはされてない
ガレクチン−3阻害剤が臨床応用されていることに興味

ガレクチン3 - Wikipedia



An Inhaled Galectin-3 Inhibitor in COVID-19 Pneumonitis: A Phase Ib/IIa Randomized Controlled Clinical Trial (DEFINE)
Erin E. Gaughan ,et al.
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine  Volume 207, Issue 2
https://doi.org/10.1164/rccm.202203-0477OC PubMed: 35972987
https://www.atsjournals.org/doi/full/10.1164/rccm.202203-0477OC

【序文】コロナウイルス感染症(COVID-19)患者において、循環血中galectin-3の高値は予後不良と関連している。抗炎症作用と抗線維化作用を有する強力な吸入用チthiodigalactoside galectin-3 inhibitorであるGB0139が、COVID-19肺炎に安全かつ効果的に投与できると仮定。
【目的】 COVID-19肺炎患者に対する追加療法として,GB0139の吸入投与を行い,安全性および忍容性を検討。
【方法】 COVID-19肺炎が確認された入院患者を対象とした第Ib/IIa相ランダム化比較プラットフォーム試験の2群の結果発表。
患者は標準治療(SoC)またはSoCとGB0139吸入10 mgを1日2回48時間投与し、その後1日1回14日間または退院まで投与。
【測定と結果】 41名の患者のデータが報告されており、そのうち20名はGB0139を投与するよう無作為に割り付け。
主要評価項目:GB0139投与群では、治療に関連する重篤な有害事象は発生しなかった。
有害事象の発生率は治療群間で同程度であった(GB0139+SoC投与群40例 vs. SoC投与群35例)。
副次的結果:血漿中のGB0139は吸入曝露後にすべての患者で測定可能であり、循環ガレクチンの減少により標的への関与を示した(2~7日目の全体治療効果ポストホック共分散分析[ANCOVA];P = 0.0099 vs. SoC)。
炎症、線維化、凝固障害、主要臓器機能に関連する血漿中バイオマーカーを評価したところ、炎症、線維化、凝固障害、主要臓器機能に関連するバイオマーカーが検出された。
【結論】 COVID-19肺炎において,GB0139の吸入は忍容性が高く,臨床的に適切な血漿中濃度と目標関与度を達成した。本データは,臨床的有効性を判断するための大規模な臨床試験をサポートするものである。
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Clinical trial registered with ClinicalTrials.gov (NCT04473053) and EudraCT (2020–002230–32).

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