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日本で学ぶ外国人が増えている理由

中学受験の合同説明会や個別の学校説明会で、10年前には見られなかった光景あります。それは、日本語以外で会話をしている集団です。

ここ数年で、イギリスなどの海外のボーディングスクールや、海外発祥のインターナショナルスクールが首都圏で開校もしくは開校予定になっています。
これまでも、日本在住の外国籍の子女やその国の教育に興味を持っている日本人の子女を対象としたインターナショナルスクールは存在していました。分類上「その他学校」となるため、国などからの補助金が一切ないため、学費が高額となります。
ハロウ安比やラグビーなどの学校の学費・寮費は年間1000万円近くします。

日本の学校の入学試験は総合型選抜や推薦入試などが増えてきたとは言え、まだまだ学力試験で点数を取ることができればたいていの学校は入学可能です。アメリカの最難関大学のように、学力の他に部活やボランティアなどの課外活動まで求められることはありません。
ある意味、日本の学校は勉強さえすれば入れるので入学するのが難しくないのかもしれません。

日本はこの30年間ほぼ物価が上がっていなかったので、世界的にみるととても物価の安い国になっています。それにも関わらず、生命を脅かすような犯罪はまず起こりませんし、スリや盗難などの犯罪も多くはありません。
交通機関も充実しており、常に定刻通りに運航しています。
平均的な教育水準も低くはないので、海外から留学するのにはこれほど都合の良い国は無いでしょう。

中国では民間の学習塾の運営が禁止されました。より良い学歴を確実に身につけさせるには、日本に留学させるのが最適だ、という判断も十分に理解できます。


韓国や中国のような極端な学歴社会ではない日本で、その極端な学歴社会でやってきたような詰め込み教育で挑めばやすやすと難関校に進学できるものなのかもしれません。


日本の学校は私立学校であっても、国や地方公共団体から多額の助成金が出されて成り立っています。税金が他国のために使われていくことの無いように日本人も勉学に励んでもらいたいと思うのです。
ですが、日本人の学生は一部を除き「無理していい学校へ行かなくても良い」と思っているのが何とも悲しいところなのです。


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