男子校だって、女子校だって、共学だって、行きたいところに行けばいい
現在存在している別学の学校は、それなりの歴史があります。少子化の時代、募集対象が半分になる別学の学校を新たに設立することはまず無いでしょう。
林先生の記事で話題になっていますが、東京都で女子の最上位層の進学先の選択肢が少ないのは今に始まった話ではないのですが、豊島岡が高校募集をやめたことで一層顕著になったという事に過ぎません。林先生はそれをご存じなので中学から私立に行った方が選択肢が多いという事を言っただけのことです。
埼玉県立高校は地域の一番校だけが別学で他は共学になっています。群馬・栃木・埼玉は全国的に見て珍しく公立高校で別学が残っています。別学が存在することで誰かが不都合を被っている、とは言い難いと思っています。
全国的にみると4897校ある高校のうち、男子校は106校。女子校は281校（統計集時より減っている可能性があります）と共学校が圧倒的に多く、別学の学校は女子校の方が多くなっています。
別学の高校出身者はおよそ8％程度しかいないので、とても希少価値が高い人種と言えるかもしれません。
男子校・女子校
合わない人もいます。
通ってみないと合わない理由は分からないですし、後になってからでも合わない理由を説明するのも難しいです。
その一方で、ともかく学校が大好きになる人が多いのも別学校でしょう。
男はバカなことするのに命を懸けます。それを一緒にやってくれる仲間を作りやすいのが男子校でしょう。
ボーイッシュな女の子だから女子校は合わないとかいじめが多そうだから女子校は嫌だなどと言う人がいます。
女子校には男性の目線を気にしながら生活している人間がいないので、ボーイッシュな女の子にも人見知りしがちな女の子にも居場所があります。
いじめの有無は男子校だから・女子校だからということにはほぼ関係ありません。
お互いを尊重しあう校風の学校であれば、女子校であろうと共学であろうといじめはほぼありません。
別学・共学は関係ありません。
いろいろな事を言って、別学を批判する人がいますが言わせてもらいましょう。
「行きたい奴が行きたい学校に行くんじゃ。他人は黙っとれ」
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