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0008 - レジの並びかた

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地元(静岡県西部)で買い物をしていて不思議に思うのが、レジの並びかた。

東京では、コンビニ、ドラッグストア、100円ショップなどでは、レジ待ちが1列になるよう、床や立て看板で「ここでお待ちください」の表示があり、早く並んでいる人から空いたレジへと流れていく。

▼図で説明すると

コンビニ1


ところが地元では、コンビニもドラッグストアも100円ショップも、明確なレジ待ちポイントが設定されていない、またはレジ毎に並ぶことがまだまだ多い。

▼図で説明すると

コンビニ2


レジ待ちポイントが設定されていない場合、「ここで待ってればいいのかな」と、なんとなーく雰囲気を察して待ってみて、目の前のレジが空いたら周りの様子を伺いつつ前に進む。「あれ、順番追い抜いてた(追い抜かされた)」と、気をもむ状況が起こることもしばしば。

レジ毎に並ぶ場合は、当たりハズレが大きくなる。スーパーのように、並んでいる人のカゴの量で判断できるならまだしも、コンビニやドラッグストアではレジに来てからアレコレ注文する人も多い。お菓子1つだけ手にしてる人が、レジで肉まん頼んだり。シャンプー1つだけ手にしてる人が、レジで眠くならない風邪薬ってどれがいいですかと相談し始めたり。

この当たりハズレによる不公平感を無くすためにも、東京と同じ仕組みにしたほうが絶対に良いと思うのだが、なぜそうしないのだろう。


地元友達に話したら「どのレジが早そうか見極める能力を身につければいいじゃん」と言われた。いやいや、そんな能力はいらない。しかも、それでハッキリ見極められるのは、先に書いた通り「スーパー」くらいだ。

あとこれは、コミュニケーション旺盛という地元の良いところでもあるが、主婦や年配層のお客さんと店員さんが、会計後そのままプチ世間話に突入することもしばしば。後ろの客待ちには気づいているので絶妙に駆け足な会話なのだが、待たされる側はどうしても長く感じてしまう。その間に別のレジがサクサク進んでいたりしたら、もう、、、(脳内BGM:中山美穂「ただ泣きたくなるの」)

また、複数あるレジの1つに並んでいたら、空いた別のレジが「こちらへどうそー」と案内してくれることもあるが、わざわざ回り込まなければならないのがプチ面倒だし、もし重いカゴを持って移動せねばだと、店員と客、どちらが持つにしろプチ労働。

コンビニオーナーの知り合いに話してみたら「地元では常に人が多いわけでも無いし、わざわざ1列でピシっと整列させる必要無くない?」との意見。うーむ。

私は、むしろ逆で〜(←これの元ネタ判る人がいたら仲良くなりたい)

「こちらからお並びください」の案内を床に一箇所貼る、または、立て看板を1つ出すだけの簡単な手間で済むし、それで客の不公平感を無くせるのだから、やる価値は充分にあるはず。

<整理すると>

かかる手間
・店:案内を出す
 →でも、最初の1回だけで済む
 →しかも、そこまで大きな作業ではない

解消されること
・客:どこに並べばいいのか分からない
・客:先に並んでいたのに遅くなる不公平感
・客:並んだレジとは別のレジに改めて列び直させられる
 →その際に、客or店が重いカゴを持って移動するかもしれない手間

もちろん、地元でも、東京と同じように1列で並ばせるお店はある。後は浸透していくだけ、という段階までは来ているのかもしれないが、現時点ではまだまだ少数派な印象。

合理的に考えろよという話ではなく、現状のままにして不満を抱えるお客さんを生むよりも、最初にちょっとした手間をかけて、ずっと不満を生まないようにしたほうが、みんなにとって気分良い改善になると思うなって話。いかがだろう。

もし、現状を変えないのが「今までそれが当たり前だったから」程度の理由なら勿体無いなー(もちろん、ここでボヤくだけではなく、しかるべき問い合わせ先にも要望出してみました)

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